今や多くの方が利用しているキャッシュレス決済のPayPay。使うたびに貯まるPayPayポイントは、日々の買い物の支払いに使うことができてお得です。
しかしお得であるとは感じていても、ポイントの仕組みまで分かっていない、ポイント活用について詳しく知りたいと思っている方もいるのではないでしょうか。
今回はPayPayポイントの還元率と、効率よく貯める方法をわかりやすく解説します。コツをつかんで、お得にPayPayポイントを貯めましょう。
PayPayポイントの還元率はどのくらい?
PayPayポイントの還元率は0.5%が基本です。(2020年4月1日から)
ポイント還元率が0.5%ということは、例えば、
・200円を支払ったら1ポイント
・1,000円を支払ったら5ポイント
がもらえます。(1ポイント=1円相当の場合)
支払い方法や条件、利用実績によっては還元率が上がることもあります。詳しくは後述します。
PayPayポイントが還元されるタイミングは、支払いの翌日から起算して30日後です。さらにPayPayポイントに有効期限はありません。
貯まったPayPayポイントは、コンビニやスーパーなど実店舗での支払い時に使うことができます。お店にPayPayマークのステッカーが貼ってあれば使用可能です。
また、Yahoo! サービスなどのネットサービスでの支払いで使ったり(PayPay残高のみ)、ポイント運用に使ったりすることもできます。
他のキャッシュレス決済の還元率との比較
ちなみに、PayPay以外のキャッシュレス決済のポイント還元率はどのくらいなのでしょうか?他の主要なキャッシュレス決済の基本の還元率をご紹介します。(2022年10月現在)
キャッシュレス決済 | ポイント還元率(基本) |
---|---|
PayPay | 0.5% |
LINE Pay | 0.5% |
d払い | 0.5% |
au Pay | 0.5% |
楽天ペイ | 1~1.5% |
これらのポイント還元率はあくまでも基本なので、いずれも利用実績やキャンペーンなどによって変動します。
またLINE PayはPayPayと今年統合され、2021年8月よりPayPay加盟店でLINE Payも使えるようになりました。
PayPayのアカウントがなくても、LINE PayでPayPayのQRコードをスキャンすればOKです。
関連記事:楽天ポイントを貯める方法3選!二重取りやポイントアップのコツも解説
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自分のPayPayポイントの還元率を確認する方法
自分のPayPayポイントの還元率が今何%なのかは、PayPayアプリから簡単に確認できます。
PayPayアプリのホーム画面を開くと、決済バーコードの右下あたりに「おトク」というアイコンがあります。
タップすると「おトク情報」画面になり、真ん中の「PayPayステップ」の欄の横に「今月の還元率」が表示されているのでここを確認しましょう。
ちなみにPayPayアプリのホーム画面から「PayPayStep」のアイコンをタップし、さらに「詳細を見る」をタップすると、今月の還元率に加えて来月の還元率(見込み)も表示されます。
PayPayポイントを効率よく貯める方法5つ
続いて、PayPayポイントを効率よく貯める方法を5つ紹介します。
「PayPayステップ」の条件を達成する
PayPayステップとは、PayPayの毎月の利用状況に応じてPayPayポイントの付与率がアップするお得な仕組みです。ポイントの付与率を上げるには条件を達成する必要があります。
達成条件とポイントの付与率は下記のとおりです。
達成条件 | 利用場面 | 付与率 | 付与率の 適用 タイミング | 付与上限 |
---|---|---|---|---|
PayPay支払い (300円以上のお支払い30回以上、かつ5万円以上達成) | PayPay加盟店のPayPay決済 | +0.5% | 来月 | 7,500ポイント/回 15,000ポイント/期間 |
対象サービス利用 (対象サービスのうち3サービス利用) | PayPay加盟店のPayPay決済 | +0.5% | 来月 | 7,500ポイント/回 15,000ポイント/期間 |
プレミアム会員 (Yahoo!プレミアム会員登録) | Yahoo! ショッピング | +2% | 次回の お買い物 から | 5,000ポイント/月 |
参照:PayPayステップとは - PayPayステップ
2つ目の「対象サービス」とは、
・Yahoo! ショッピング
・PayPayフリマまたはヤフオク!
・Yahoo! トラベル
・ebookjapan
・LOHACO by ASKUL
の5つのうち3サービスの利用です。
それぞれ利用金額の条件が設定されているので、詳しくはPayPayステップの公式Webサイトをご確認ください。
PayPayステップの対象外になる支払いもあるので注意
なかにはPayPayステップの対象外になる支払いもあるので、条件を確認しましょう。
例えば、
・金券類(地域商品券や全国共通百貨店商品券など)
・保険(満期型)
・交通乗車券
などはPayPayステップの利用特典の付与対象外になります。
特に要注意なのが、携帯電話料金の支払いです。
2022年11月より、ソフトバンク、ワイモバイル、LINEMOの携帯電話料金支払いはPayPayステップのカウント対象外になるので注意しましょう。
PayPayあと払いで支払う
「PayPayあと払い」とは、PayPayで利用した金額を翌月にまとめて後払いできる機能です。
PayPayステップのカウント対象に入っているので、PayPayあと払いで支払うことでポイントの還元率が0.5%アップできる可能性があります。
また、PayPayあと払いの新規登録キャンペーンや、不定期に行われるポイントアップキャンペーンなどもあるため、参加するとPayPayポイントがお得にもらえることも。
PayPayあと払いを使うためには、PayPayアプリで事前に登録をする必要があります。登録が済んでいれば、PayPay残高に事前チャージしなくても使えるので便利です。
PayPayクーポンを使う
PayPayクーポンを使うのも手です。
対象店舗でPayPayクーポンを使って支払うと、基本付与分に加えて支払い金額に応じたPayPayポイントが付与されます。
なかには5%や10%付与といったクーポンもあるので、うまく使えばお得にPayPayポイントを貯められます。店舗により付与率が異なるので事前に確認しましょう。
Yahoo!プレミアム会員とソフトバンクユーザーに向けた限定クーポンもあります。
Yahoo!ショッピングの「5のつく日キャンペーン」を利用する
Yahoo!ショッピングでは、毎月5日・15日・25日にPayPayポイントがお得に貯まる「5のつく日キャンペーン」を実施しています。参加するには、事前にキャンペーンにエントリーすればOKです。
このキャンペーンでは、毎月5日・15日・25日に
・PayPayあと払い
・PayPay残高
・PayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード含む)
のいずれかで決済すると、利用金額にキャンペーン適用分4%が上乗せされて5%などになります。
さらにPayPayカードで決済すると、会員特典も加算されて付与率は合計7%になります。
他社で貯めたポイントと交換する
Tポイント、LINEポイントなど他社で貯めたポイントをPayPayポイントに交換して集約する方法もあります。
どちらもPayPayと各ポイントのアプリを連携すれば、簡単にPayPayポイントに交換できます。
こうすることで、PayPayポイントが貯まらないお店やサービスで貯めたポイントも無駄なく集約できるのがメリットです。
まとめ
PayPayポイントは、工夫しだいで効率よく貯めることができます。
還元率を上げるコツを抑えて、お得にポイ活を楽しみましょう。
ちなみにアンケートモニターサイトの「infoQ(インフォキュー)」のポイントは、PayPayポイントには交換できませんが、PayPay銀行で現金化できます。
さらに現金化したあとPayPay銀行のデビット付キャッシュカードで支払いをすると、500円につきPayPayポイント1円分が付与され、ポイントの二重取りができます。
PayPayポイントを効率よく貯めたい方は、infoQでアンケートモニターに挑戦するのもおすすめですよ。
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