【2023年最新】ポイントカードのおすすめは?選び方やポイントの使い道を3,000名に調査
鳥インフルエンザの影響や円安ドル高による輸入コスト上昇などを受け、食品から日用品までさまざまなモノの値上げラッシュが続いています。できるだけオトクに買い物するためにも、ポイントカードを新たに作り、ポイ活や節約に取り組んでいきたいと考える方もいるのではないでしょうか。
今回はどのポイントカードを作るべきか悩んでいる方に向けて、全国の男女3,032名を対象に、ポイントカードの種類や選んだ理由、おすすめのポイント活用術について調査しました。
参考記事:止まらぬ値上げ、対策してる?家計への影響や日々の節約について5,500名へ調査
どんなポイントカードを使っている?
誰もが持っているであろうポイントカードですが、実際はどのくらいの方が所持しているのでしょうか。
全国の20代以下〜60代の男女3,032名に調査したところ、全体の87.1%が「所持している」と回答しました。約1割の人は所持していないものの、やはりほとんどの方がポイントカードを所持しているようです。
共通ポイントカードが人気
ポイントカードを「所持している」と回答した人を対象に、最も利用しているポイントカードについてもあわせて聞いてみました。
「共通ポイントカード」と回答した人は全体の52.5%を占める結果となりました。スーパーマーケットやドラッグストアなど、多くの家庭で購入頻度が高いであろう食品や日用品の店舗限定カードをメインで利用している方も一定数いますが、店舗が提携していれば利用できるポイントカードのほうが人気なようです。
共通ポイントカードには、Tポイントカードや楽天ポイントカードなどさまざまな種類があり、利用できる店やサービス、還元率がそれぞれ異なります。そのため、日常生活でよく使う店舗やサービスによって、ポイントの貯まりやすさが変わってきます。
共通ポイントカードについてもっと知りたい方は、以下記事もご覧ください。
関連記事:おすすめの共通ポイントカード7選!特徴や使える店を比較して解説
利用しているポイントカードの枚数は「6枚以上」が多い
現在使用しているポイントカードの枚数を調査したところ、「6枚以上」のカードを使用している人は25.3%と、約4人に1人が多くのカードを使用しているということがわかります。
共通ポイントカードに加え、各店舗ごとに利用できるポイントカードも持ち歩くことで、ポイントの取りこぼしがないようにしようとしている方が多いのではないでしょうか。また、店舗によっては共通ポイントカードと独自のポイントカードを組み合わせて利用できる場合があります。普段から複数枚を財布に入れておき、買い物する場所に合わせた組み合わせでポイントカードを利用していると考えられます。
ポイントカードはアプリ派が少し多い
昨今はカード型に限らず、アプリのポイントカード導入を勧める店舗も増えてきています。ポイントカードを所持している方に、ポイントカードの形状の好みについて質問してみました。
「アプリ型」のポイントカードが好きと答えた人は全体の49.1%、「カード型」のポイントカードが好きと答えた人は全体の39.5%という結果になりました。
大きな差は見られませんでしたが、アプリ型のポイントカードを好む人のほうが、カード型のポイントカードを好む人よりも上回る結果となりました。ちなみに、「こだわりはない」方も10.1%と、あまり気にしていない方も少なからずいるようです。
あわせて、選択した形状を好む理由についても聞いてみました。
・財布がすっきりするから
・かさばらないから
・スマホ一台あればすぐに取り出せるから
・なくして再発行する手間がかからないから
・使い慣れているから
・くしゃくしゃにならず、アプリを立ち上げずにすぐ提示できる
・直接渡せるから
・モノとしてある方が安心するから
・スマホを持っていないから
ポイントカードを利用するのは買い物でレジに並ぶタイミングでもあります。そのため、財布に入れておくことですぐに提示できるといったメリットを感じている人も一定数いるようです。アプリだと電波状況によってはすぐに提示できない可能性もありますが、カードタイプであればそういった不安もなく利用できます。
一方で、電子マネー決済なども普及した今、財布を持ち歩かず、携帯1台で買い物を済ませる人もいるでしょう。また、複数枚のカードを持ち歩きたい場合、枚数が増えると管理が大変になりますが、アプリであれば財布がパンパンになることもなく、より多くのポイントカードを所持できそうです。
現金での支払いをメインとするか、電子マネーを利用するか、普段の買い物スタイルや価値観によって、どちらの形態でポイントカードを持つかは変わってくるようです。
ポイントカード、何を基準に選ぶ?
次に、ポイントカードを作る際の判断基準について聞いてみました。(複数回答可)
基準として「ポイントが支払いに利用できる」ことを挙げた人は全体の52.4%と最も高く、次いで「ポイントの還元率が高い」点が46.1%、「使える店が多い」点が43.7%となりました。
次の買い物や日々の支払いなど、金銭的な側面でのポイント活用を意識してポイントカードを作る人が多いようです。還元率の高さなど、何かしらの特典が得られるかどうかも、多くの方が気にしている要素であるとわかりました。
重宝しているポイントカードはどれ?
重宝しているポイントカードの種類を1つ選択してもらい、理由や実際に利用している場面のエピソードについて記述してもらいました。
・使える店舗が多い
・投資やポイント運用ができる
・クレジット払いも1枚で出来る
・電子マネーWAONとの紐づけもできる(イオンカード)
・Appleギフトカードと交換できる(楽天ポイントカード)
・たまりやすい(クスリのアオキ)
・ポイント◯倍、などオトクな日が多い(サミット)
・買い物に行くことが多い(ライフ)
【番外編】貯めたポイント、どうしてる?
ここまでの調査で、ポイントカードは多くの人が複数枚所持し、利用していることがわかりました。最後に、貯めたポイントの使い道についても質問してみました。(複数回答可)
「買い物や旅行の支払いに使う」と回答した人は55.2%で一番多い結果となりました。また、「キャッシュバックに使う」人は25.0%、「商品やギフト券に交換する」人は21.3%でした。
商品やギフト券へ交換する人もいますが、日々の支払いに充てたり電子マネーにチャージしたりと、貯めたポイントを現金化して上手にお買い物をしている人が多いようです。
まとめ
今回は、2023年最新のポイントカードについての動向を、全国の20代〜60代の男女3,032名に調査しました。
ポイントカードを所持している人は全体の約87.1%でした。最も利用しているカードとして、52.5%の方が「共通ポイントカード」を挙げており、人気の高さがうかがえます。
また、ポイントカードといえばカード型が主流でしたが、昨今アプリ型のポイントカード導入を勧める店舗も増えています。「財布がすっきりする」などの理由から、49.1%の方がアプリ型を好んで利用しています。
さらに、ポイントカードを作るかどうかの判断基準として、「ポイントが支払いに利用できる」(52.4%)、「ポイントの還元率が高い」(46.1%)といった、ポイントの使用用途や還元率を意識して作る方が多いこともわかりました。実際に貯めたポイントの活用方法について「買い物や旅行の支払いに使う」(55.2%)が突出していることからも、ポイントは現金化して利用されることが多いようです。
これから新しくポイントカードを作ろうと考えている方は、ぜひ本記事をポイントカード選びの参考にしてみてください。ポイントカードを有効活用して、オトクに買い物を楽しみましょう。
調査概要
- 調査方法:
- infoQでwebアンケート実施
- 調査期間:
- 2023年5月16日(火)~ 2023年5月18日(木)
- 有効回答:
- 3,032サンプル
- 調査対象:
- 全国15~69歳男女