【2023年最新】今年の夏、旅行先のおすすめは?人気の行き先や予算を5,035名に調査

【2023年最新】今年の夏、旅行先のおすすめは?人気の行き先や予算を5,035名に調査

マスク着用が緩和され、2類から5類へ移行するなど、コロナ禍によって制限されていた日々が少しずつ変わりはじめました。これまではおうち時間を楽しんでいたが、今年の夏は旅行に行きたい!と考えている人も多いのではないでしょうか。

今回は、2023年の最新の旅行トレンドや人気の行き先・予算などを全国の男女5,035名に調査しました。行ってよかった旅行先についての声もあわせて掲載しているので、ぜひ夏の旅行先選びの参考にご覧ください。

今年の夏は旅行に行く?

今年の夏に旅行に行こう、と考えている人はどの程度いるのでしょうか。

グラフ:Q1 結婚をしたいと思いますか?

全国の15~69歳の男女5,035名に調査したところ、全体の37.9%が「行く」「おそらく行く」と回答しました。「行かない」「おそらく行かない」人は62.1%で、「行く」「おそらく行く」との回答を上回る結果となりました。

旅行に前向きな人もいる一方で、半数以上の人は時期的な混雑を懸念して夏の旅行を見送ったり、コロナの影響を受けて慎重な姿勢を取ったりしているようです。

旅行へ行く方にも、それぞれ違った思いがあるようです。上記の質問で「行く」「おそらく行く」と回答した人を対象に、旅行に行く理由をあわせて聞きました。

▼コロナ緩和の影響

・ここ数年は宿泊を伴う旅行に行っていなかったので、コロナが落ち着きマスク着用も緩和されてきていることを考え行く気になったから。
・コロナが5類になって規制緩和されたので、旅行に出かけたいから。
・マスクの着用が自由になり、観光しやすい状態にまで落ち着いているから。また、去年まで旅行を控えていたから。

▼家族の休みが合う時期

・家族が高齢になって来ている為、思い出作り。
・子供が小学生で、中学生になると、旅行に行く機会がなくなると思うから。小学生の間に思い出をつくりたい。
・学校を休みたくない子供と、休みが取れない旦那が唯一合う時が盆休みだから。

▼夏ならではのイベント参加

・ライブ遠征のため。
・ストレス解消。自然の豊かな土地でゆっくりしたいため。

数年間旅行に行っていなかったが、コロナが落ち着いてきてようやく行けるようになった、と考えている人や、家族の年齢やライフスタイルを考えて「この夏に思い出作りをしよう」と考えている人がいることが分かりました。

また、夏を楽しんだり、その時期ならではのイベントを楽しむことを目的に旅行に行く人もいるようです。

海外旅行と国内旅行、どっちが人気?

今年の夏に旅行へ「行く」「おそらく行く」と回答した人を対象に、国内旅行と海外旅行のどちらに行きたいかを調査しました。

グラフ:Q1 結婚をしたいと思いますか?

「国内旅行のみ行きたい」と回答した人は全体の88.0%を占め、海外旅行に比べて国内旅行が人気である結果となりました。一方で、約1割の方は海外旅行も検討しているようです。

なぜ国内・海外なのか、それぞれ理由についてもあわせて聞いてみました。

▼国内旅行に行きたい理由|行きたい場所が国内にある

・47都道府県を人生で全て行きたいから。
・国内でさえまだまだ行った事が無い場所が多いですし、日本経済のためにも国内で消費したいです。
・まだ、海外という気分ではない。コロナ禍に国内を旅行して、日本の魅力にハマった。

▼国内旅行に行きたい理由|時間や予算との兼ね合い

・海外に行く資金、時間の余裕がないから。
・パスポートや飛行機代を考えるとその分日本で贅沢できるため。
・海外旅行にも関心はあるが、準備期間を取ってもっと先に行きたいから。
・コロナが心配なのでしばらく海外は避けたい。近場で2、3泊の旅行をしたいから。

▼国内旅行に行きたい理由|行ける範囲で楽しみたい

・気軽に行けるから。
・近場でサクッと旅行したいから。
・移動時間がかからないため。
・犬がいるので、国内で車で行けるところに限られるため。

国内旅行派の人は、日本国内に行きたい場所がたくさんある方や、気軽・手軽に近場で楽しむことを重視している方、海外旅行へのハードルの高さを感じている方が多いですね。

▼海外旅行に行きたい理由

・どうせなら海外に行きたい。
・国内旅行はいつでも行けるので。
・日常と違った経験ができるから。
・開放的な気分になり、嫌なことを忘れられる。

海外旅行派の人は、日常と違った体験や解放感を味わいたい方や、長期休みを取れる夏だからこそ、じっくり時間をとって旅行を楽しみたいと考えている方が多いようです。

夏の旅行で重視することは?

今年の夏に旅行へ「行く」「おそらく行く」と回答した人を対象に、夏の旅行で重視することについても聞いてみました。

グラフ:Q1 結婚をしたいと思いますか?

1位は「ご当地グルメを食べる」という結果になりました。また、2位「温泉に入る」、3位「観光地や名所を満喫」も全体の4割以上の人が旅行でやりたいと回答しており、グルメや温泉、観光を楽しむといった、旅行先ならではの体験を楽しむスタイルが人気のようです。

「自然に触れる」は全体の33.5%となり、普段と異なる環境でリフレッシュしたいと考えている人も多いことが分かりました。

年代によって差のある楽しみ方も

グラフ:Q1 結婚をしたいと思いますか?

年代別に分析したところ、1位「ご当地グルメを食べる」に関しては世代間の差はありませんでした。しかし、2位「温泉に入る」楽しみ方は、20代以下は31.1%、60代は52.6%と、世代間で大きく差が開きました。

年代別に並べてみると、年齢層が高くなるにつれて「温泉に入る」と回答した方の割合が増える傾向にあることがわかります。年齢が上がるにつれ、温泉に入ってゆっくり過ごしたいというニーズが高まっているのではないでしょうか。

旅行の目的は?

グラフ:Q1 結婚をしたいと思いますか?

年の夏に旅行へ「行く」「おそらく行く」と回答した人を対象に、旅行に行く目的を調査したところ、「リフレッシュ・息抜きをする」が全体の56.5%を占めました。

また、「気分転換をする」が46.2%、「日常から離れてゆっくりする」が42.7%と続いています。半数以上の人が、日常から離れてリフレッシュや気分転換をすることを目的に旅行へ行く傾向にあるようです。

「食を楽しむ」と回答した方も39.9%と、旅先でしか味わえないグルメを目的にしている方も多いようです。「家族(同伴者)との時間を作る」と回答した方も全体の3割を占めており、忙しい日常から離れ、家族と一緒の時間を楽しむことを目的にする方もいます。

国内旅行で人気の行き先は?

次に、「今年の夏に行きたい都道府県」を調査しました。(複数回答可)

グラフ:Q1 結婚をしたいと思いますか?

1位は北海道、2位が沖縄県となり、日本の北と南に分散した結果になりました。3位は日本の首都の東京都、4位は避暑地として有名な長野県、5位は関西で最も大きな都市の大阪府となりました。

それぞれの都道府県ごとに、行きたい理由について聞いてみました。

1位:北海道

北海道は、涼しさを求めていく人や、グルメ、自然や花の景色を楽しむために行きたいと考えている人がいるようです。その一方で、歴史やアニメの聖地巡礼を目的にしている人もいるようです。

北海道は広く、富良野のラベンダー畑や函館の夜景など、場所によって様々な楽しみ方ができます。冬のシーズンも楽しめますが、夏だからこその楽しみ方も多いのが北海道の良さでもあるため、人気が高いのもうなずけますね。

ちなみに、回答した方の住まいの地域別に見たところ、北海道に住んでいる方が一番多く挙げた「行きたい旅行先」も北海道でした。地元人気も強い傾向にあるようです。

▼避暑目的で行きたい

・夏は涼しく快適だから。
・涼しく、かつ美味しい食べ物がそろっているから。
・住んでいる地域が本当に暑いため、少しでも涼みたい。美味しいご飯が食べたい。
・北海道はあまり詳しくないですが、以前夏に行った時はかなり涼しかったです。時期を選べばとてもよい旅行地だと思います。

▼景色や自然を満喫したい

・夏の利尻礼文は景色が格別に良いと思うから。
・ラベンダーの綺麗なところとまっすぐな道路をドライブしたい。
・エゾスカシユリ、エゾキスゲ、はまなす、ガンコウラン等花のシーズン。
・北海道ならではの広大なラベンダー畑や綺麗な景色を見たいです。

▼ご当地グルメを味わいたい

・活イカ刺しを食べる。
・ラム肉と蔵出しビールを食したい。
・夜景を観ながらディナーとウニ丼。
・ビール好き、サッポロファンなので。

▼趣味を楽しみたい

・出資馬を見学に。
・土方歳三を偲んで。
・ゴールデンカムイの聖地巡礼をしたい。
・子供が野球ファンなので、新しく出来た球場に行きたい。

2位:沖縄県

沖縄は、綺麗な海やビーチで泳いだり、マリンスポーツを楽しみたいと考えている人に人気のようです。また、ホテルリゾートの中でゆっくりしたり、ドライブを楽しめるのも人気の理由であると考えられます。

また、本島からほど近い距離には離島も多いため、少し足を延ばせば違った雰囲気を味わうこともできます。自然を満喫したい方にはぴったりの旅行先ですね。

ちなみに、北海道と同じく、沖縄に住む方からの「行きたい旅行先」としても一番人気な場所として挙げられています。

▼海を満喫したい

・マリンスポーツ。
・夏を感じられるから。
・沖縄の綺麗な青い海で泳ぎたい。
・釣りができる。沖縄が、好き。海がきれい。自分にとっては旅行先で一番充実感が得られる場所。

▼家族でのんびり過ごせる

・美ら海水族館に行きたいから。
・ホテルの中で完結するため、子供を連れて行くには良いため。
・ビーチリゾートでのんびり過ごし、レンタカーを借りてドライブしたいです。
・数十年前に新婚旅行で行った土地に、今度は家族みんなで行きたいと考えたから。

3位:東京都

東京へ旅行をしたい理由としては、東京の街の散策やグルメを味わうことに加え、観劇や美術館・博物館の特別展、ライブやコミケといった文化的なものに触れるといった目的が目立ちました。

住まいの地域ごとの回答を見てみると、北海道や沖縄と違い、関東に住んでいて東京と回答した方は他地域に比べると低い傾向にありました。東京都は、関東以外からの旅行先候補として注目を浴びているようです。

▼イベントを楽しみたい

・推しのライブがあるから。
・コミックマーケットに参加するため。
・観劇に行きたい。
・特別展を友人と一緒に見に行きたいから。

▼文化に触れたい

・街を探索したい。
・韓国料理が食べたい。
・電気街をゆっくり味わいたい。
・東京のシンボルだと思うから。

4位:長野県

長野県は、避暑地で涼みたい、自然の中でゆっくり過ごしたい、グルメや観光を楽しみたいといった理由で人気のようです。

回答者の住む地域別に見ると、関東・中部・近畿地方に住む方から人気の旅行先であることがわかりました。本州の中心にある長野県は、関東方面・関西方面のそれぞれからアクセスしやすく、避暑地として手ごろな場所なのでしょう。

▼避暑しつつ自然を味わいたい

・避暑地で素敵な場所だから。
・マイナスイオンをたっぷりと浴びてリフレッシュしたいので。
・自然に癒されたいから。
・オープンカーで草原をドライブしたい。
・長野の山(北アルプス)のある風景が好きなんです。
・森林浴を味わいたい。森の中のカフェでゆっくり珈琲を飲みたい。

▼ご当地グルメを味わいたい

・戸隠蕎麦を食べたいから。
・国宝級の城を生でみたいから。
・有名なのに行ったことがなかったから。現地で精進料理を食べてみたい。

5位:大阪府

大阪はUSJのアニメやキャラクターとコラボしたアトラクションが人気のようです。また通天閣やなんばグランド花月、住吉大社といった観光地を目的に行く人がいるのも人気の要因でしょう。アクティブに旅行を楽しみたい方にはぴったりの場所ではないでしょうか。

回答者の住む地域別に見ると、中国・四国地方からの人気が高い結果となりました。アクセスしやすく、楽しめるテーマパークやグルメが充実していることから、近い地域の人気が高いのかもしれません。

▼テーマパークで遊びたい

・アトラクションが多くて楽しいから。
・ニンテンドーワールドに行ってみたい。
・マリオのアトラクションをずっと体験したかったから。
・ハリーポッターがファンタビの体験を始めたのと、スパイファミリーの体験があるから。

▼観光名所やご当地グルメを楽しみたい

・通天閣の前でポーズを撮りたい。
・野球の試合を、応援するチームの本拠地で観たいから。
・何はなくとも食の聖地。 一度は行ってみたい。
・なんばグランド花月で吉本新喜劇を見たい。また、以前住吉大社にお参りしたらご利益があったのでそのお礼参りに行きたい。

【番外編】他にも人気な旅行先

上位の都道府県以外にも声が多かった人気の旅行先について、旅行の目的別に紹介します。記載できないほどの楽しみ方を寄せていただきました。国内でも地域ごとの魅力がたくさんあることがわかりますね。

▼ご当地グルメ

・こんにゃくパークやお菓子の工場見学、奥久慈軍鶏、銚子の海鮮(関東地方)
・嵐山の食べ歩き(近畿地方)

▼温泉

・花巻温泉、芦ノ牧温泉(東北地方)
・有馬温泉(近畿地方)
・指宿温泉、湯布院、別府温泉(九州地方)

▼観光地、名所

・ねぶた祭り、会津若松城(東北地方)
・東京ディズニーリゾート、ひたちなか海浜公園(関東地方)
・ひがし茶屋街、福井県立恐竜博物館(中部地方)
・アドベンチャーワールド、伊勢神宮、京都の寺社仏閣、奈良の古墳群(近畿地方)
・出雲大社(中国地方)
・レオマワールド、四国鉄道(四国地方)
・ハウステンボス、阿蘇ファームランド(九州地方)

▼自然

・松島(東北地方)
・袋田の滝(関東地方)
・黒部ダム、富岩運河環水公園、富士山(中部地方)
・宍道湖(中国地方)
・桜島、糸島市の海岸付近(九州地方)

【2023年最新】旅行傾向を徹底調査!

続いて、2023年の最新の旅行トレンドを調査しました。以下の項目ごとに調査結果をまとめています。旅行計画の参考になれば幸いです。

旅行傾向1.予算は?

グラフ:Q1 結婚をしたいと思いますか?

今年の夏、旅行に行くときの1人あたりの予算を調査したところ、「20,000円~30,000円」と答えた人が全体の18.1%を占め、一番多い結果となりました。次いで、「30,000円~40,000円」が14.6%となりました。

「20,000円~50,000円」の人の合計は46.0%となり、約半数の人は予算を20,000円~50,000円に設定しているようです。なかには100,000円以上の予算で旅行に行く人もいました。こちらは特に60代の人に多く、時間とお金をかけてゆっくり旅行に行きたい方が多いのではないかと考えられます。

旅行傾向2.宿泊日数は?

グラフ:Q1 結婚をしたいと思いますか?

今年の夏の宿泊日数を調査したところ、「2泊3日」が全体の33.7%を占め、一番多い結果となりました。続いて、「1泊2日」が全体の28.3%となり、2番目に多いようです。短期間でさくっと行く旅行スタイルの人が多いことが分かります。

また、「4泊5日」や「5泊以上10泊未満」の人も全体の8.6%おり、夏休みならではの長期休暇を利用して、長期間の旅行を楽しむ人もいるようです。

旅行傾向3.旅行時期は?

グラフ:Q1 結婚をしたいと思いますか?

今年の夏、旅行に行く時期を調査したところ(複数回答可)、「8月(お盆以外の平日)」が24.4%と最も多い結果となりました。学生は夏休みを利用して、会社員の人は有給休暇を組み合わせたりするなどして、帰省ラッシュで混雑するお盆の時期を避けて旅行に行く人が多いのかもしれません。

また、「7月(平日)」に旅行に行く人が2番目に多い結果となりました。この結果からも、混んでいる土日祝日やお盆を避けて、旅行に行きたいと考えている人が多いことが分かります。

また、「9月(土日祝日)」に旅行に行く予定のある人は7.6%と少ない結果となりました。まだ時期が先である、という要因もあるかもしれませんが、今から旅行計画を立てるには穴場の時期かもしれません。

旅行傾向4.旅行には誰と行く?

グラフ:Q1 結婚をしたいと思いますか?

今年の夏、旅行に誰と行くかを調査したところ(複数回答可)、「家族」が全体の62.2%となり、最も多い結果となりました。また、「ひとり」が19.9%と2位であり、ゆっくりと一人旅をする人も5人に1人の割合でいるようです。一人旅に関しては、20代~60代まで世代間の違いは少ない結果となりました。

また、「家族」と旅行に行く人を世代別にみると、20代以下は41.4%と平均を大きく下回り、30代以上の世代では6割以上の人が家族と行く結果になりました。

▼「家族」と旅行に行く世代別の割合

グラフ:Q1 結婚をしたいと思いますか?

また、20代以下の世代に絞って見てみると、友達や恋人、ひとりで行く人も一定数いることがわかります。若者世代は、自分のコミュニティの中で旅行に行きたい相手と一緒に旅行に行く人が多い傾向にあるようです。

▼「20代」が一緒に旅行に行く相手の割合

グラフ:Q1 結婚をしたいと思いますか?

旅行傾向5.旅行の計画はいつ立てる?

グラフ:Q1 結婚をしたいと思いますか?

夏休みの旅行計画をいつ頃から立てるか聞いたところ、「2023年6月」と回答した人が20.6%と最も多い結果となりました。また、「2023年5月」が17.8%であり、5~6月にかけて旅行計画を立てる人が多いようです。

また、調査時点では「まだ決めていない」人も22.9%いることから、「旅行に行きたいけど具体的な計画時期は決めていない」方も一定数いることがうかがえます。

旅行傾向6.旅行先の決め方は?

グラフ:Q1 結婚をしたいと思いますか?

旅行先を選ぶときに参考にしているものを聞いたところ(複数回答可)、「インターネットで検索」と回答した人が全体の69.6%となりました。次いで、「過去に行ったことがある」人が27.9%であり、今まで行ったことのある旅行先に、再度訪問する人も3割近くいるようです。

さらに、「InstagramやTwitterなどのSNS情報」を利用している人が22.6%で、「知人・友人からの口コミ」が21.4%となっています。

▼「20代以下」と「60代」の世代別の旅行先選びの割合

グラフ:Q1 結婚をしたいと思いますか?

20代以下と60代の旅行先の決め方を比較すると、世代間での特徴が浮かんできました。

全体で1番多かった「インターネットで検索する」は世代間の違いはほとんど見られませんでした。一方で、20代は「SNSの情報」や「口コミ」を重視しており、60代は「過去に行ったことがある」「テレビの特集番組などの情報」を重視していることが分かりました。

SNSの利用実態について興味のある方は、以下記事もあわせてご覧ください。

関連記事:SNSの利用実態は?10代から50代の男女3,000人を調査

今まで夏に旅行してよかった場所は?

最後に「今までに夏に旅行してよかった場所」を聞いてみました。

グラフ:Q1 結婚をしたいと思いますか?

最も人気だった旅行先は「北海道」で21.3%、次いで「沖縄県」が12.4%という結果になりました。今夏行きたい旅行先の結果とも同じ順位となっていることから、満足度も高い旅行先であると予想されます。

次いで3位が「長野県」、4位が「東京都」、5位が「静岡県」でした。それぞれの人気の理由や思い出について、聞いてみました。

▼1位:北海道

・20年以上前に家族と旅行に行った。登山目的の貧乏旅行だったが、フェリー、テントと楽しいことが多かった。
・8月の夏はどこも暑かったのですが、北海道は15度ぐらいでとても涼しかったです。東京とは何もかも環境が違うため、気分転換にもなりました。
・とにかく食べ物が何でもおいしいのと、レンタカーを借りて数日かけて支笏湖、洞爺湖、小樽、札幌などを巡ったが、風光明媚。温泉も楽しめるし広大な自然も満喫できる。
・旭山動物園や市場や夜景が良かったし、食べ物も美味しかった。
・何と言っても湿度が低いので、真夏でも過ごしやすい。海や山の幸が豊富で、どの料理を食べても外れが全くなく、美味しいものばかりなのも魅力です。
・若い時に友達とレンタカーを借りて道内を1周したのが一番印象に残っています。
・宗谷岬。最果てで日本ではないような気分を味わえる。
・冬の北海道は涼しくて快適。知床、帯広、富良野など、自然を満喫できて楽しい。
・北海道での酪農体験は貴重な経験で面白かった。 食の未来についても考えさせられた。
・礼文島。花と海の風景が美しかった。

▼2位:沖縄県

・ダイビングで青の洞窟にいった。
・今帰仁村でトレーラーハウスに宿泊。
・沖縄本島と宮古島などの離島で海水浴と地元グルメを満喫し、日常を忘れてリフレッシュできたことです。
・恩納村で綺麗な夕陽を見たり、海やホテルのプールを楽しんだことです。北の方の地域にある大石林山も自然がいっぱいでよかったです。
・海もきれいで、石垣島から船で竹富島にいけて、同じ国とは思えないほどのきれいな景色だったから。
・新婚旅行で宮古島と瀬良垣に行った。宮古島ではウミガメと泳いで、テニスをした。瀬良垣では漆喰シーサー作りをした。カップルエステをした。

▼3位:長野県

・ニッコウキスゲが咲き乱れる霧ヶ峰。
・安曇野。暑さをあまり感じず、山の景観が楽しめた。
・志賀高原。夏でもそこまで暑くなく、自然豊か。朝に入った、自然を眺めながらの露天風呂が気持ちよくて最高だった。
・涼しくて景色が良くて、お水が美味しくて料理も美味しくて、のんびり出来て良かったです。茅野、諏訪、ビーナスライン、清里など。
・軽井沢です。暑い夏には、涼しく避暑地の気分を味わうことが出来、アウトレットでお買い物をして温泉に入り美味しい物を頂けるちょっぴり非日常を味わう事が出来たので良かったと思います。
・軽井沢で自転車を借りてサイクリングしたりバーベキューをして、人が少なかったのでとてもリラックス出来ました。
・軽井沢にある浅間山は大変壮大で美しく、自然豊かで空気が綺麗なところであり、目の前にある休憩所で山を見たり、食事をしたり、お土産を購入したり、思い出深い好きな場所です。

▼4位:東京都

・高級ホテルで優雅にのんびり過ごす。
・東京タワー、東京が一望できるところ。
・ショッピングや食べ歩きを楽しめるから。
・表参道のカフェでゆっくりできたためです。
・御蔵島で野生のイルカとドルフィンスイムをした。

▼5位:静岡県

・アカオフォレスト。花が綺麗だった。
・うなぎは有名で大変美味しかったから。
・伊豆湯ヶ島。小説「しろばんば」の舞台めぐり。
・海水浴も楽しめ、料理もおいしく、温泉もあって、伊豆はほどよくいろいろ揃っているイメージでした。
・静岡県三島市。源兵衛川という、川遊びができる場所があり水の透明度が非常に高く涼しい。空いている。
・富士登山。期間限定なので家族で行くには夏しかなかった。 絆が深まった。 登山は人生に似てると思った。

また、上位5都道府県以外にも、様々なコメントが集まりました。一部抜粋して、ご紹介します。「行ってみたい」と思える場所をぜひ探してみてください。

▼おすすめの旅行先|東北地方

・青森県尻屋崎。 尻屋崎なんて、場所的に辺境の地もいいところで、普通の人は行かないような場所。 そのような場所にたどり着けたことで、自己満足感がとても満たされた。
・秋田県で稲庭うどん、比内地鶏、秋田犬、山の温泉など。 マイナーだが、秘境に行けた感じがして良かった。
・福島県の大内宿に行った。茅葺屋根の景観を見たり、ねぎそばが食べたかったため、旅行先に決めた。 ねぎを使って食べるおもしろい食べ方だった。ねぎはとても辛かったが、よい体験になった。

▼おすすめの旅行先|関東地方

・茨城県、袋田の滝のある大子町は山間部なので夏でも涼しく過ごしやすい。 つくば市の筑波実験植物園は、温室の他森林コースや身近な植物の企画展など、知的好奇心を満たす展示が充実しており、自然に触れたいが本格的なアウトドアはおっくうだという人にもお勧めできる。
・千葉県の館山は南国リゾート感が満載。家から比較的近くて海の幸も美味しいし温泉もあり、ホテルを選べばリゾートで非日常を味わえる。
・群馬県四万温泉で初めてグランピングした。バーベキューしたり、温泉に浸かったり、キャンプした気分になれて楽しかった。

▼おすすめの旅行先|中部地方

・新潟県佐渡島で朱鷺の飛翔を見た時の美しさは誰でも感動する。
・富山県の氷見、宇奈月。鄙びた感じでゆっくり過ごせる。温泉の質も景観も素晴らしい。海の幸が最高。
・石川県の七尾湾に面した和倉温泉街で夕暮れ時に水平線に沈む夕日を見ながら入った露天風呂が最高だった。

▼おすすめの旅行先|近畿地方

・大阪のグリコの看板。 あの有名な看板を見た時にすごく感動したから。
・和歌山県のアドベンチャーワールドでパンダをたくさん見ることができたこと。
・紅葉がきれいな東福寺や嵐山など、京都のお寺や風情、自然にとても癒された。何度でも行きたいと思わせる場所である。

▼おすすめの旅行先|中国地方

・島根県、月山富田城の風景が良く、非日常を味わい、予想以上に楽しかった。
・岡山県の大原美術館。美術館自体は小さいけど作品は粒揃いの名作ばかり。
・広島県の厳島神社の旅館 。夜は海が月に照らされ綺麗だったから。

▼おすすめの旅行先|四国地方

・香川県高松。瀬戸内海が綺麗で、うどん巡りがたのしかった。
・高知県の桂浜水族館のウミガメ館で赤ちゃん亀を見ることができた。桂浜も雄大だったし、食べ物もおいしかった。
・高知は隣県だけど、見どころ満載でよさこい踊りの期間に行くと食べ物から踊りまで満喫出来る。特に須崎や久礼などは漁村だけど、ゆっくり時間が流れていてリフレッシュにはもってこい。

▼おすすめの旅行先|九州地方

・大分県のハーモニーランドと由布院に行った。ハーモニーランドで思い切り遊んだあと、由布院で温泉につかって疲れを癒せた ご飯も美味しかった。
・鹿児島県、喜界島。海がきれいで魚がよく釣れる。飛行機の離発着を見るのも楽しい。
・熊本城と阿蘇山は圧巻でした。 馬刺しもラーメンも美味しく、熊本グルメを堪能できたので楽しかったです。

まとめ

WEBアンケート

今回は、2023年の夏の旅行の最新トレンドを、全国の15~69歳の男女5,035名に調査しました。

人気の旅行先では1位「北海道」、2位「沖縄県」となり、涼しさやグルメ、自然を求めて北海道に行く人や、夏を満喫するため、きれいな海で泳いだり、リゾートでゆっくりするための沖縄県に行く人が多いことがわかりました。さらに、今までに行ってよかった旅行先として「北海道」をあげる人も全体の21.3%と一番多く、北海道は夏の旅行先としてかなり人気であることが分かります。

また、2023年の夏の旅行は「1泊2日」もしくは「2泊3日」で、予算は20,000円~50,000円で考えている人が多いようでした。さらに、旅行に行く時期としては「8月のお盆以外の平日」「7月の平日」が人気であり、混雑しているお盆の帰省ラッシュを避けて旅行に行く計画をしている人が多いようです。

長期休みだからこそ、普段とは違う場所に足を延ばして楽しみたいですよね。本記事では人気の旅行先から少しマイナーな旅行先まで実際に旅行した方の声を交えて紹介しました。これから旅行の計画を立てる人は、ぜひ参考にしてください。

調査概要

調査方法:
infoQでwebアンケート実施
調査期間:
2023年4月12日(水)~ 2023年4月17日(月)
有効回答:
5,035サンプル
調査対象:
全国15~69歳男女

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