陸マイラーとは？マイルを効率的に貯める方法や使い方を解説

陸マイラーとは

陸マイラーとは、航空会社が発行しているマイルを飛行機の利用の他に、買い物など日常生活で貯めている人のことをいいます。

飛行機を頻繁に利用してマイルを貯めることは難しいですが、クレジットカードを利用して貯めたり、ポイントサイトで貯めた別のポイントをマイルに交換したりできるため、飛行機に搭乗して貯める他にも貯める方法は意外と多くあります。

マイルは航空会社ごとに分かれており、日本で貯めるなら以下のマイルのどちらかを貯めるのが一般的です。

・ANAマイル
・JALマイル

貯めたマイルはどのように使うのがお得なのでしょうか？マイルの主な使い道として飛行機の利用があげられますが、その他にマイルのお得な使い道があるのか、次の項目で紹介します。

マイルのお得な使い方

貯めたマイルの使い道は、主に以下の3つです。

・特典航空券に交換する
・飛行機の座席のアップグレード
・別ポイントや商品に交換する

ANA・JALともにマイルの有効期限は基本的に3年となっています。
航空券や座席のアップグレードに利用しなかった場合に、別ポイントや商品にも交換できるのでマイルを無駄にすることなく使えるので安心です。それぞれ詳しく解説します。

特典航空券に交換する

貯めたマイルを特典航空券に交換することで飛行機をお得に利用することができます。一般的に販売されている通常の航空券と区別して、マイルで交換する航空券は特典航空券と呼ばれています。

マイルを特典航空券に交換すると航空券にお金を掛けずに国内や海外旅行が楽しめるため魅力的です。

特典航空券に交換するために必要なマイルの目安を紹介します。
例えば、ANAの場合は特典航空券に交換するには以下のマイルが必要となります。

東京→沖縄往復チケット（レギュラーシーズン）：18,000マイル
日本⇔ハワ往復チケット（レギュラーシーズン・エコノミー）：40,000マイル

ただし国際線で必要な燃油サーチャージ料や空港利用税などの料金は、マイルでは支払えないので注意しておきましょう。

飛行機の座席のアップグレード

貯めたマイルを使って、エコノミーからビジネスクラスなど座席のグレードアップができます。

例えばANAの場合、国内線では、当日空席があれば特典航空券の座席がアップグレード可能です。

空席があるか、当日予約または事前予約か、国内線・国際線かなどの条件によって座席をアップグレードできるか変わります。
特典航空券の場合アップグレードできない場合も多いため、事前に確認しておきましょう。

マイルを利用すれば座席のアップグレードのハードルが下がるので、いつもより少しリッチな旅を楽しめます。

別ポイントや商品に交換する

貯めたマイルは、各航空会社のサイトから別のポイントや商品に交換できます。

例えば、以下のギフトチケットやポイントに交換可能です。

ANA：iTunesギフトコード、楽天Edy、Tポイントなど
JAL：WAON、楽天ポイント、Amazonギフト券など

他にも地域の名産品や百貨店セレクトの商品や、飛行機で楽しめる機内食などに交換して楽しめます。

期限が迫っているマイルがあれば、失効する前に別ポイントや商品に交換しておきましょう。

日常生活でマイルを効率的に貯める方法

日常生活のなかでマイルを貯める方法を紹介します。

マイルを貯める方法としては、主に以下の3つがあげられます。

・所持するポイントをマイルに交換
・ポイントサイトやアンケートモニターサイトで貯める
・クレジットカードで貯める

効率的に貯める方法を知っておけば、生活の中でマイルを無理なく貯められます。
1つずつ紹介します。

【マイルの貯め方1】所持するポイントをマイルに交換

楽天ポイントやPontaポイントなどのポイントは、マイルに交換できます。ANAかJALどちらのマイルを貯めたいのかによって、日常生活で貯めるポイントも変わってきます。

マイルに交換可能なポイントは以下のようなものがあります。

例えば楽天ポイントであれば、ANAマイルに2ポイントで1マイルに交換でき、申請をして約1週間で交換が完了します。

PontaポイントからJALマイルへの交換は、交換レートがアップするキャンペーンを不定期で開催しているのでキャンペーンを狙って交換するのがおすすめです。

他にもマイルに直接交換できないポイントは、ドットマネーやPexなどのポイント交換サイトを利用すれば、マイルに交換することもできます。

日常生活で貯まったままになっているポイントがあれば、ポイントが失効する前にマイルに交換して集約させましょう。

【マイルの貯め方2】ポイントサイトやアンケートモニターサイトで貯める

ポイントサイトであればポイントの2重取りができてさらにお得です。
例えばポイントサイトを経由して「楽天市場」でクレジットカードを利用し買い物すると、クレジットカードに通常付与されるポイントに加え、ポイントサイトのポイントも入手できます。

またアンケートモニターサイトであれば、アンケート回答やホームユーステスト、ライティングに取り組むとポイントが貯まります。

例えばアンケートモニターサイトの「infoQ（インフォキュー）」では、貯めたポイントをドットマネーやPeX等のポイント交換サイトを経由してマイルに交換可能です。

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【マイルの貯め方3】クレジットカードで貯める

マイルが貯まるクレジットカードを利用すれば、普段の買い物でマイルが貯められます。
クレジットカードでマイルを貯めるには、マイルと提携しているクレジットカードを作る必要があります。

マイルが貯まりやすいクレジットカードを選ぶには、以下の点を確認しておきましょう。

クレジットカードの種類によっては、直接マイルが貯まるカードもあれば、貯めたポイントをマイルに交換する必要がある場合もあります。

また、マイルへの交換レートもクレジットカードによって異なるため、クレジットカードを作成する前に確認しておきましょう。
マイルの貯まりやすさは、クレジットカードの年会費が大きく影響しています。一般的には年会費が高いほど貯まりやすくなります。

例えば、年会費で以下のような違いがあります。

還元率1％のカードであれば、1か月に10万円のショッピングなどの利用で1,000マイル程度貯めることができます。
さらに期間限定のキャンペーンなどを利用すれば、より多くのポイントやマイルを貯めることも可能です。

陸マイラーにおすすめのクレジットカード6選

マイルが貯まりやすい6つのクレジットカードを紹介します。

陸マイラーを始めるときに持っておきたい、マイルが貯まりやすい6つのクレジットカードを紹介します。
ANAとJAL3つずつクレジットカードを取り上げて、還元率や独自のサービスを解説していくので、クレジットカード選びにお役立てください。

※2022年6月現在

また、ポイントサイトやアンケートモニターサイトを経由してクレジットカードを作成するとポイント付与などお得になる場合があるため、作成する前に気になるクレジットがないか見ておくのがおすすめです。

ANAマイルを貯めたい方におすすめのクレジットカード。

ANAマイルを貯めたい方におすすめの3つのクレジットカードをご紹介します。

◆ANA JCB一般カード

※2022年6月現在

ANA JCB一般カードは、年会費が安いため気軽に陸マイラーを始めたい方に最適です。
年会費2,200円で、初年度は年会費が無料です。

マイルの還元率は0.5％で、例えば1,000円分利用すると5マイル獲得できます。
ANAマイルに交換するには、クレジットの利用で付与されるOki DokiポイントをANAマイルに移行させる必要があります。

マイル移行手数料として年間5,500円掛かりますが、Oki Dokiポイントからマイルへの交換が2倍のレートになる10マイルコースが用意されています。

◆ANAアメリカン・エキスプレス・カード

※2022年6月現在

ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、他のクレジットカードに比べて年会費が高めですが、マイルを効率的にたくさん貯めたい方に向いています。

年会費は7,700円の他に、ANAマイルに交換するには年間6,600円のポイント移行コースに入る必要があるため、年間で実質14,300円掛かります。

基本となる還元率は、ANAマイルに換算すると1％です。
ポイント移行コースに入ると、メンバーシップ・リワードポイントの有効期限が通常3年のところ無期限となる特典があります。

◆ソラチカカード

※2022年6月現在
 

JALマイルを貯めたい方におすすめのクレジットカード

JALマイルを貯めたい方におすすめの3つのクレジットカードをご紹介します。

◆JALカード

※2022年6月現在

JALカードは年会費が安くポイントシステムもシンプルなため、陸マイラー初心者の方も利用しやすいカードです。
マイルを貯めやすい仕組みが用意されている点も高評価といえます。

年会費は2,200円ですが初年度無料となっています。入会後にはじめて飛行機に搭乗すると1,000マイル付与され、継続すると毎年初回の搭乗で1,000マイルがボーナスでもらえるのでお得です。

また、マイルの還元率は0.5％です。
ANAマイルが貯まるクレジットカードの場合はポイントをマイルに交換する必要がありますが、クレジットカードの利用に応じて直接JALマイルが貯まるので、交換する手間がありません。

◆JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード

※2022年6月現在
 

JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードは、普段の利用でマイルが貯まりやすく、ラウンジなどの利用もできるため旅行もサポートしてくれます。Suica機能が付いているので、電車をよく利用する方にもおすすめのカードです。

年会費は20,900円と高めですが、空港ラウンジや旅行傷害保険などのサービスが受けられます。入会後にはじめて飛行機に搭乗すると5,000マイル付与され、継続すると毎年初回の搭乗で2,000マイルがボーナスでもらえるので飛行機をよく利用する方は持っておきたいカードです。

JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードのマイル還元率は1％で、直接JALマイルが貯まるので交換の手間がかかりません。

◆JCB CARD W（18～39歳入会限定）

※2022年6月現在
 

JCB CARD Wは年齢制限がありますが、無料で入会でき還元率も高いので、これから陸マイラーを始めたい方におすすめのカードです。

18～39歳の方であれば年会費無料で入会できます。すでに入会している方は、40歳以降も年会費無料で継続できるので安心です。
クレジットカードの利用額に応じて、Oki Dokiポイントが付与されます。例えば1,000円利用すれば、2ポイントもらえます。

Oki Dokiポイントは500ポイント以上から1ポイント3マイルでANA、JAL両方のどちらのマイルにも交換できるため、マイルでの還元率は0.6％になります。年会費無料で0.6％の高い還元率は、マイルが貯まりやすいカードといえます。

陸マイラーを始める前に注意しておきたいこと

これから陸マイラーを始める方に、マイルを貯める上での注意点を紹介します。

また、併せて知っておきたいマイルの有効期限や特典航空券に関してお伝えします。

マイルの有効期限に注意して利用する

ANAやJALのマイルには有効期限があるので、失効しないように注意して利用する必要があります。

ANAとJALの有効期限は、どちらもマイルを取得・交換した時点から3年です。一方デルタ・スカイマイル（デルタ航空）、ユナイテッド・マイレージプラス（ユナイテッド航空）などの海外の航空会社のマイルには有効期限がないものもあります。マイルの有効期限は忘れやすいので、使い忘れのないようにしましょう。

特典航空券の利用制限期間に気をつける

マイルで交換できる特典航空券には、時期によって利用制限が設けられています。
年末年始やゴールデンウイークなどの長期連休は特典航空券への交換ができないこともあるため、旅行のスケジュールを考えるときにはマイル交換できるのか確認しておきましょう。
また特典航空券は変更やキャンセルができない場合もありますので、交換する際には注意が必要です。

ANAの特典航空券は、年2回（1月と8月）の国内線の一斉販売があります。ANAで国内線の利用を考えている方は一斉販売の期間を狙って交換すると希望のチケットと交換しやすくなるので、覚えておきましょう。

まとめ

陸マイラーとは、航空会社が発行しているマイルを買い物など日常生活のなかで貯めている人を指します。

貯めたマイルを特典航空券に交換したり、飛行機の座席のグレードアップができたりするため、お得に旅行を楽しめます。
またギフト券や商品などにも交換できるので、旅行以外にもさまざまな用途に使うことも可能です。

通常マイルは飛行機の利用で貯められますが、クレジットカードの利用やポイントサイト、アンケートモニターサイトを活用して貯めることもできます。

隙間時間を有効活用してマイルを貯めたい方におすすめなのが、アンケートモニターサイトのinfoQです。
Webアンケートやユーザーテストなどに取り組んで企業の商品開発や商品改良などに協力して、楽しみながらポイントが貯められます。
貯めたポイントはPexなどのポイント交換サイトからマイルに交換可能です。
隙間時間にinfoQを取り入れて、マイルを効率的に貯めていきましょう。

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