nanacoは還元率が高い? ポイント二重取りなどお得な使い方を解説

nanacoは還元率が高い? ポイント二重取りなどお得な使い方を解説

「nanaco(ナナコ)」は、チャージをして使う電子マネーです。「セブン-イレブン」「イトーヨーカドー」をはじめ、nanacoマークのある全国100万以上の店舗で使うことができます。

物価高で生活の負担が増える今、ポイントの「二重取り」やキャンペーンなど、効率よくポイントを貯めて節約につなげる方法をご紹介します。

「nanaco」とは?

 

nanacoは、株式会社セブン・カードサービスが発行・運営しているチャージ式の電子マネーです。カードとモバイルの2種類あり、nanacoで200円(税込)買い物すると1ポイントが貯まります。

基本情報

発行・運営会社 株式会社セブン・カードサービス
サービス開始時期 2007/04/23
利用可能な店舗 100万店以上(2022年9月末時点)
利用時のレート 1nanacoポイント=1円
還元率 0.50%(店舗によっては1%のところも)

nanacoを使うメリット

1.使えるお店が多い
全国のセブン-イレブン、イトーヨーカドーをはじめとするセブン&アイグループのお店を中心に、nanacoマークのある100万以上のお店でnanacoを利用することができます。

nanacoを使える店舗の一例

セブン&アイグループ セブン-イレブン
イトーヨーカドー
西武・そごう
ロフト
グルメ・飲食 マクドナルド
ミスタードーナツ
餃子の王将
生活・暮らし ビックカメラ
ファッションセンターしまむら
オートバックス
ドラッグストア・コスメ サンドラッグ
ココカラファイン
クリエイト
フィットケアデポ
エンターテインメント ラウンドワン
快活クラブ
カラオケ館

2.小銭を出す手間がない
レジでかざすだけなので、ストレスなくスピーディーに会計することができます。チャージ式なので、クレジットカードのように持っている以上にお金を使ってしまう心配もありません。

3.ポイントが貯まりやすい
コンビニやスーパー、ドラッグストア、飲食店など、普段の買い物でポイントが貯まります。そのほかにも、キャンペーンへの参加でもポイントが貯められます。

4.1ポイント=1円として利用できる
貯まったポイントは、1ポイントから電子マネーに交換して使えます。「500ポイントから」など、ある程度ポイントが貯まらないと使えないカードもありますが、nanacoは1ポイントから使えるので便利です。

nanacoの種類と使い方

nanacoは、カードとモバイル版があります。

  カード モバイル
手数料 300円(税込) 無料
利用開始 店頭申し込み後、その場で受け取り 登録後すぐ
チャージの反映 レジやチャージ機、ATMで残高確認 アプリに即時反映

モバイルアプリは無料で使うことができ、カードを忘れる心配がありません。入会時に店頭に行く必要もなく、いつでも手元で残高を確認できます。おサイフ機能がついているスマートフォンを持っている人は、アプリでの利用がおすすめです。

そのほかに、JCB/VISAブランドのクレジットカードが一体になったものや、登録に条件があるカードもあります。

・nanaco一体型クレジットカード「セブンカード・プラス」
クレジット支払いでも電子マネー支払いでもnanacoポイントが貯まります。便利なオートチャージも利用可能です。クレジットチャージを利用すると、なんとチャージでもポイントが貯まります

さらに、セブンカード・プラスのクレジット払いで対象商品を購入すると、通常ポイントに加えて対象商品ごとの「nanacoボーナスポイント」が加算されます。対象店での累計利用金額に応じて「累計ボーナスnanacoポイント」も加算されるなど、嬉しい特典があります。

また、カード付帯保険としてショッピングガード保険(海外)が付いています。

・シニアナナコ(カードタイプ)
60歳以上の方が作成できるカードです。毎月15日と25日に、イトーヨーカドーでのお買い物がほとんど全品5%割引になります。ネット通販、ネットスーパーでのご購入は割引対象外となるのでご注意ください。

・ENEOS nanaco
ENEOSの店頭で申し込める、キーホルダータイプのnanacoです。

・ANA QUICPay + nanaco
こちらもキーホルダータイプで、翼をモチーフにした可愛いデザインです。ANA JCBカードを持っている人限定で申し込むことができます。
貯まったポイントは、nanacoへのチャージだけではなく、500ポイント=250マイルのレートでANAマイルに交換することも可能です。

おすすめはクレジットカード一体型 使い方とメリット

たくさん種類があると何を使えばいいのか迷いますよね。最もnanacoポイントが貯まりやすいのは、nanaco一体型クレジットカード「セブンカード・プラス」です。

「セブンカード・プラス」カードは、下記の方に特におすすめです。
・セブン-イレブンを利用することが多い
・イトーヨーカドーやヨークマートなど、セブン&アイグループ系列店をよく利用する
・セブン銀行の口座を持っている
・税金の支払いでポイントを獲得したい

「セブンカード・プラス」カードの作り方

「セブンカード・プラス」カードは、ウェブサイトのオンライン申し込みか、イトーヨーカドーのサービスカウンターで作ることができます。年会費は永年無料で、通常2~3週間(最短1週間)でカードが届きます。

さらに、期間限定でキャンペーンも実施されています。2022年12月時点では、新規入会キャンペーンで最大4500nanacoポイントが付与されます。(本キャンペーンのお申込み期間は2022年12月1日から12月31日まで)

お持ちのnanacoカードと紐付けたいという方や、nanacoモバイル(アプリ)でも使いたい、QUICPayも使いたい方は、「一体型」ではなく「nanaco紐付型」を選択してください。

nanacoモバイル(アプリ)の利用もおすすめ

また、クレジットカードを作りたくないという方は、発効手数料がかからないnanacoモバイル(アプリ)の利用がおすすめです。

◆nanacoモバイル(アプリ)のメリット

・iOS版では、iPhoneの生体認証を利用することができるので、セキュリティが高く安心
・Android版では、 おサイフケータイと連携することで、アプリを起動しなくても支払いができる
・クレジットカードを登録すれば、いつでもどこでもチャージが可能
・スマホの紛失や故障によりアプリが利用できなくなっても再発行、残高の引き継ぎができる

クレジットカードとモバイル、それぞれにメリットがあるので、自分に合ったものを作成しましょう。

次に、よりお得にnanacoポイントを利用するテクニックを紹介します。

還元率を上げるには? 「二重取り」の方法も

還元率を上げるには? 「二重取り」の方法も

nanacoは、電子マネーで支払いをしたときとチャージをしたときの計2回、ポイントを獲得することができます。これを「二重取り」と言います。

チャージに使えるクレジットカード 年会費や還元率

チャージに使えるのは、セブンカード系列のカードのみです。大きく異なるのは、年会費です。

  セブンカード・プラス セブンカード
年会費 無料 初年度無料
2年目以降200円
ポイントの種類 nanacoポイント セブンカードポイント
還元率 200円=1ポイント 200円=1ポイント
ブランド JCB、VISA JCB、VISA

2020年までは、楽天カード(JCB)やリクルートカード、Yahoo!カードなどにもnanaco機能がついたものがありました。しかし今は、セブン系列のカードのみになっているのでご注意ください。

また、2022年12月現在、セブンカードは新規入会の募集を停止しています。セブンカード系列のカードをまだ作っていない方がポイントを二重取りするには「セブンカード・プラス」への入会が必要です。

ポイント還元が2倍の店舗でお買い物すればさらにお得

セブン-イレブンやイトーヨーカドーなど、セブン&アイグループの店舗や、ENEOSやビックカメラなど、特定のお店では通常200円=1ポイントのところ、200円ごとに2ポイントが還元されます。

店舗によっては、クレジットカードでのショッピングやカード提示による現金払いの場合でもポイントが加算されます。

QUOカード購入でポイント還元率が2倍、3倍に

クレジットチャージをしたnanacoで、コンビニに売っているQUOカードを購入すると、実質還元率をさらに上げることができます。

クオカードは1万円で1万180円分購入することができるので、1.8%還元されていることになります。チャージしたときにポイントもついているので、ポイント還元率が2倍以上になるのです。

キャンペーンやメルマガ、SNSでポイント獲得

定期的に実施されるキャンペーンでも、ポイントを獲得できるチャンスがあります。nanacoの利用で割引サービスを受けることができる「イトーヨーカドーハッピーデー」や、ポイント山分けキャンペーンなど、お得な情報を逃さないよう、nanacoの公式サイトやSNS、メルマガをチェックするようにしましょう。

参考:https://www.nanaco-net.jp/cp/pointcp.html

税金納付や生活インフラの支払いにも使える

コンビニで公共料金や各種税金を支払う際、クレジットカードやモバイル決済、ポイント支払いが使えます。さらにnanacoを使って支払えば、ポイントを貯めることができます。支払いそのものに対してポイントはつきませんが、チャージの際にポイントがつくので、とてもお得です。

また、「ENEOSでんき」「ENEOS都市ガス」をお使いの方は、セブンカード・プラスでクレジットカード支払いをするとポイントが2倍になります。

利用の際の注意点

利用するにあたって注意しなければいけない点もあります

チャージ金額の上限に注意

チャージ金額の上限は5万円です。
1人で複数枚カードを持つこともできます。セブン-イレブンでは1回の支払いに5枚までnanacoカードが使えます。

1回のチャージ可能額は、現金の場合「1,000円単位で49,000円」、クレジットの場合は「5,000円以上1,000円単位で30,000円(ケータイ版nanacoモバイルアプリの場合は29,000円まで)」です。支払い方法は1回払いのみとなっています。

クレジットカードの登録は入会から10日後

クレジットカードチャージは、入会10日後から可能です。入会後すぐには利用できないのでご注意ください。登録完了後、24時間経過すると利用できるようになります。現金でのチャージは入会直後から可能です。

現金とクレジットでチャージ条件は異なる

クレジットカードでのチャージ金額は、上限回数と上限金額がそれぞれ決められているのでご注意ください。利用金額は「1カ月20万円まで」、利用回数は「1カ月15回および1日3回まで」となっています。

他のポイントカードとの比較

pontaカードやTカードなど、大手コンビニで使えるポイントカードは他にもあります。
それぞれのコンビニで利用したときの還元率を比較してみましょう。

・セブンイレブンなら「nanaco」
還元率:1%(セブン&アイグループの対象店の場合)
そのほかの店舗では基本的に0.5%です。クレジットチャージの場合はさらに0.5%のポイントが付与されます。

・ローソンなら「ponta」
還元率:0.5~1%(時間帯による)
時間帯によって還元率が異なり、0:00~15:59は0.5%、16:00~23:59は1%となります。
クレジット機能付きの「ローソンPontaプラス」でクレジット払いをすると、各時間帯ともにポイントが2倍になります。「ローソンPontaカードVisa」「JMBローソンPontaカードVisa」なら、どの時間も還元率が2%になります。

・ファミリーマートなら「Tポイント」
還元率:0.5%
通常の還元率は0.5%ですが、クレジット機能付きの「ファミマTカード」でクレジット払いをすると、還元率が最大2%になります。

・ミニストップなら「WAON」
還元率:1%(イオングループの対象展の場合)
1%の還元を受けるには、会員登録済みである必要があるのでご注意ください。そのほかの店舗では基本的に0.5%です。オートチャージ設定で、さらに0.5%のポイントが付与されます。

まとめ

まとめ

 

スーパーやコンビニでのお買い物で毎日ポイントが貯まるとお得ですよね。さらにポイントを効率的に貯めたい方は、アンケートモニターサイト「infoQ(インフォキュー)」の利用がおすすめです。

Webアンケートやオンラインインタビューなどに答えるとポイントが獲得でき、貯まったポイントは、「選べるe-gift」からnanacoポイントに交換できます。

お得な利用方法をマスターして、便利に楽しくポイ活をしてみてください。

参考:選べるe-GIFTは何に交換できますか(infoQ)

おすすめの共通ポイントカード7選!特徴や使える店を比較して解説(Qプラス)

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