「少しでも将来のために貯金したい!」
「欲しいものを買いたい!」
節約する目的は人それぞれありますよね。特に一人暮らしは何かとお金がかかるため、できるだけ節約したいと考える人も多いのではないでしょうか。
本記事では一人暮らしに適した節約術を10個に絞り、それぞれ分かりやすく解説します。
節約は継続することで成果が出るものですので、取り組みやすい節約方法を行いましょう。
節約を成功させる3つのステップ
節約を成功させるためには、最初に大きく分けて3つのステップを押さえておく必要があります。
1. 節約する目的・目標を決める
2. 毎日の支出を記録する
3. 月中・月末に振り返りを行う
以下から、それぞれのステップごとに詳しく見ていきましょう。
ステップ1:節約する目的・目標を決める
節約を成功させるためには、最初に節約する目的や目標を明確に決めましょう。目的や目標がない節約は「ゴールのないマラソン」と同じですので、一生懸命に取り組んでいると逆にストレスが溜まり、散財してしまう恐れも出てきます。
例えば以下のような目的・目標設定が考えられます。
• 子供の教育資金のため、5年後までに200万円を貯める
• 新車を買うために、3年後までに100万円を貯める
• 老後資金の確保のために、60歳までに2,000万円を貯める
いつまでにいくら貯めるかまで明確になっていると、節約に対するモチベーションアップにもつながるため、非常におすすめです。
ステップ2:毎日の支出を記録する
節約を成功させるためには、毎日の支出管理が大事です。
消費行動が把握できれば、自分に適した節約ポイントも見えてくるため、対策を取りやすいでしょう。
今は大変便利な家計簿アプリが数多くリリースされています。家計簿アプリとクレジットカード情報を紐付けておくと、支出の管理がしやすくなるためおすすめです。
ステップ3:月中・月末に振り返りを行う
節約を成功させるためには、月中・月末に振り返りを行いましょう。
「支出記録はつけているけど、月中・月末の振り返りは行っていない」という人も意外と多いですが、振り返り習慣をつけることで、何にどの程度のお金を使っているのか把握し、悪い点があれば月の後半(もしくは来月)から改善して節約に取り組めます。
いくら良い節約方法でも人によって合う合わないがありますので、支出記録を参考に試行錯誤を繰り返しながら、節約を成功させましょう。
一人暮らしの節約方法10選
一人暮らしにおすすめの節約方法の中でも、特に効果が高く簡単に取り組める方法
今回は10個に絞ってご紹介します。
1. 家計簿アプリで支出を見える化
2. 支払いは一つのクレジットカードで一元管理
3. 毎月貯金する分は先取り貯蓄
4. 保険商品の見直し
5. 格安SIMへの乗り換え
6. 自宅にある不用品はフリマアプリで処分
7. 契約中のサブスクは定期的に見直す
8. 外食費用は毎月上限を決めておく
9. 買い物は献立を決めてから必要なモノだけを買う
10. ポイ活で賢く生活を豊かにする
どれも今日から取り組める節約方法ばかりですので、まだ取り組んでいない項目がある方は、無理のない範囲で日々の生活に取り入れてみてください。
家計簿アプリで支出を見える化
家計簿アプリを活用すると、スマホで簡単に家計管理が行えます。
生活費の支払いで使っているクレジットカードと同期することで、毎日の支出管理を簡単に行えます。
その上、家計簿アプリによってはクラウド上で管理できるものもあるため、家計状況を家族と共有することも可能です。
支出の見える化は節約を行う上では欠かせませんが、家計簿をつけるのが面倒な方は、試しに活用してみてください。
支払いは一つのクレジットカードで一元管理
支出を分かりやすくするためにも、生活費等の支払いはクレジットカードで一元管理することをおすすめします。
生活費の支払いを1枚のクレジットカードに絞ることにより、支払明細を専用アプリで確認することも可能です。
また家計簿アプリとカードを同期させることで、家計管理が行いやすくなるメリットもあります。
加えて、クレジットカードによってはポイントが貯まるようになっており、支払明細の把握に加えて、ポイ活も同時に行えます。
毎月貯金する分は先取り貯蓄
「貯金したいと思っているけど、月末になるとお金が残っていない…」と悩んでいる方には、先取り貯蓄がおすすめです。
先取り貯蓄は給料を受け取った時点で先に貯金金額を別の口座などに移動させるため、貯金する仕組みを自動的に作れるのがメリットです。
最初は無理のない範囲で先取り貯蓄を行い、ある程度慣れてきたら徐々に貯蓄額を増やしていくと良いでしょう。
「つみたてNISA」や「iDeCo」等の便利な自動積立制度もありますので、貯金が苦手な方は利用を検討してみてください。
保険商品の見直し
すでに加入している保険商品がある方は、一度無駄な保険がないか見直しを行いましょう。
保険商品はライフステージごとに必要性が異なります。
そのため、結婚や出産、子育て、老後などライフステージに適した保険商品であるか、定期的に見直しが必要です。
無駄な保険料の支払いは浪費につながるため、最低でも年に1回は保険の見直しを行う習慣を持ちましょう。
一人で判断するのが難しい場合は、ファイナンシャル・プランナー等に相談するのも一つの方法です。
格安SIMへの乗り換え
今や生活必需品となったスマホ・携帯ですが、安く通信費を抑えるのも節約に有効です。
大手の通信会社(au,ドコモ、ソフトバンク)と格安SIMでは、月にかかる通信費が倍以上異なることもあります。
• 大手通信会社:月8,000〜15,000円
• 格安SIM利用:月2,000〜5,000円
格安SIMは実店舗がほとんどない代わりに、月々の通信料金が安く設定されています。
通信費は年単位で見るとかなりの節約になりますので、まだ格安SIMを利用していない方は、一度検討することをおすすめします。
自宅にある不用品はフリマアプリで処分
自宅にある不用品等は、フリマアプリで売れる可能性があります。
読んでいない漫画やビジネス本、使っていないゲーム機、着ない服などあったら、フリマアプリで効率的に換金しましょう。
フリマアプリを利用すれば、空いている時間に出品し、売れれば最寄りのコンビニ等で発送手続きを行うだけですので、簡単にお小遣い稼ぎが行えます。
契約中のサブスクは定期的に見直す
定額料金を支払ってサービスを利用する、NetflixやAmazonプライム等のサブスクは、月額料金で見ると安いですが、年単位でみると意外とまとまった出費になります。
一度登録すると解約しないまま、何年も利用していないサブスクに登録したまま、なんてこともしばしばあります。
少なくとも年に1回は無駄なサブスクに加入していないか、見直しを行いましょう。
外食費用は毎月上限を決めておく
生活費の中でも、家賃の次に割合が多いのが食費です。
特に外食費用は自炊と比較し高くなりがちですので、月初めに外食費用の上限額をあらかじめ決めておくと、使いすぎ防止や無駄な飲み会等を減らす口実にもなり、節約効果が高いです。
とはいえあまり厳しい上限額を設定するのは、ストレスが溜まりやすくなるため、おすすめできません。
時には外食で気分転換を図り、心身共にリフレッシュしましょう。
買い出しリストを作ってから買い物に行く
スーパー等へ買い物にいく際には、無駄な物を買わないためにも、事前に買い出しリストを作った上で行きましょう。
スーパーでは特別セール商品や、惣菜、お菓子、炭酸飲料、アルコールなど、ついつい衝動買いしがちです。
一つ一つの商品は安くても、無駄な買い物が何日も続くと、月末には食費が予想以上にかさんでいることも珍しくありません。
またコンビニは定価で売られており商品価格が高いため、極力コンビニの利用は避けると節約効果が高いでしょう。
ポイ活で賢く生活を豊かにする
クレジットカードやポイントカードを利用した買い物や、ポイントサイトを活用し、賢くポイ活を行うのも節約に効果的です。
ポイントサイトでは、アンケート回答や動画コンテンツの視聴、該当商品の購入でポイントが獲得できます。
貯まったポイントは現金換金の他、他ポイントへの交換もできますので、普段の支払いから意識して貯めると良いでしょう。
失敗しやすい節約方法4選
単に節約といっても方法は意外に多く、時には間違った解釈をして節約に失敗することも。
賢く効率的に節約を成功させるためにも、以下で紹介する失敗しやすい節約方法は避けましょう。
スーパーをハシゴする
できるだけ安い商品を購入しようと何件もスーパーをハシゴするのは、節約に効果的と思われがちですが、労力がかかる割にはそこまで節約効果が見込めないためおすすめできません。
安い商品を追い求めて時間を費やすよりも、格安セール時にまとめて購入する方が効率的に節約することができます。
節約のためにできるだけ安いスーパーで購入しようとするのは良い心がけですが、お金と時間のバランスを考えて行動しましょう。
過度に水道・電気・ガス等の生活費をケチる
「節約しなければ…!」と過度に意識し、普段から節電・節水等を意識して生活していると、ストレスが溜まりやすく、節約の逆効果になる場合があります。
節約は無理のない範囲内で行うのがベストですので、過度なストレスがかかる生活を送っていると、どこかで心が折れて散財につながる恐れがあります。
節約は自身に適した方法で、無理のない範囲内で取り組みましょう。
必要以上にまとめ買いする
スーパーやECサイトで激安セールが開催されていると、つい必要のないものまで購入してしまいがちですよね。
安い時にまとめ買いをするのは悪いことではありませんが、必要以上に購入すると結局使わずに捨てる可能性もあるため、まとめ買いには注意が必要です。
普段からものを購入する際には「安いから買う」ではなく、「必要だから買う」という意識を持つことが大切です。
食費を削りすぎる
節約を心がけている人の中には、節約を成功させたいあまり、食費を過度に削り過ぎる人がいます。
過度な食費の削り過ぎは、栄養の偏りや栄養不足により体調不良につながる恐れがあるため注意が必要です。
食費を削って体調を崩し医療費(診察代や薬代など)がかかっては、本末転倒です。
食事は私たちの体の土台になるものですので、過度に切り詰めず、健康的な食生活を心がけましょう。
まとめ
ここまで一人暮らしの人におすすめの節約方法や、失敗しやすい節約方法を説明しました。
どれも今日から取り組める節約方法ばかりですので、ぜひ自身の生活に取り入れてみてください。
節約を効率的に成功させるためにも、目的や目標を明確に定め、無理の無い範囲内で取り組みましょう。
無駄な出費を減らすのも良いですが、収入を上げるのも貯金などに効果的です。
忙しい一人暮らしの社会人でも取り組みやすい小遣い稼ぎは、アンケートモニターなど、登録後すぐに始められるものがおすすめです。
infoQではWebアンケートやホームユーステストなど、豊富なアンケートがあり楽しく続けられます。
お得なキャンペーンも開催していますので、ぜひこの機会にご登録ください。
\毎月ポイントがもらえるキャンペーン開催中/