入院中の暇つぶし、何する?オススメや注意点、便利グッズを紹介!

入院中の暇つぶし、何する?オススメや注意点、便利グッズを紹介!

病気や怪我で入院した際、入院期間が長い人は多くの時間を病院内で過ごすことになります。入院した理由によっては活動に制限がかかる場合もありますが、かからない場合には暇になってしまうこともあります。
そんなときにおすすめな暇つぶしを、観点別にご紹介します。これから長期入院を控えている方や、既に入院していて時間に余裕がある方は、時間を持て余し始めた際の時間の使い方として参考にしてください。

携帯で楽しむ女性

インターネット環境下で楽しめる暇つぶし

病院にインターネット環境がある場合、暇つぶし方法の選択肢が広がります。

この章では、インターネット環境下で楽しめる暇つぶし方法を紹介します。

音楽鑑賞

入院した理由や、症状の回復状態によっては、病室で自由に過ごすことができる時間がある場合があります。室内で安静に楽しめる暇つぶしとして、スマートフォンやタブレットを活用して、音楽や映画、TV番組を楽しむのはいかがでしょうか。
スマートフォンやタブレットがあれば、J-POP、洋楽、クラシックやアニメソングなど、幅広いジャンルの音楽を手軽に楽しめます。音楽ストリーミングサービスを利用すれば、お気に入りの曲を聴くことはもちろん、今まで触れたことのない新しいジャンルやアーティストの曲を聴いて、好きな音楽の幅を広げることもできます。

動画鑑賞

映画やTV番組を視聴することもおすすめです。映画やTV番組を視聴して作品の世界観に没頭することで、入院中の退屈な時間や不安な気持ちから離れて楽しく過ごすことができます。
スマートフォンやタブレットで利用できるオンラインの動画配信サービスには、最新アニメからクラシックな名作映画、海外のドラマやバラエティ番組までさまざまな作品が揃っています。
サービスによって配信される作品のラインナップは異なるため、動画配信サービスを新たに利用し始める際は、あらかじめどのような作品を観たいか決めた上で登録するのがおすすめです。無料トライアル期間が設けられているサービスもあるため、無料期間を活用してサービスの内容を試してから、自分にあったサービスを選択するのも一つの方法です。

ゲーム

スマートフォンやタブレットを活用すれば、ボードゲーム、ソーシャルゲーム、RPGなど、さまざまなタイプのゲームを楽しむことができます。入院中は1人で過ごす時間が多くなりがちですが、ゲームを通してオンライン上で他のプレイヤーとコミュニケーションを楽しむこともできます。
ゲームが好きな人にとっては、入院中の自由時間は、新しいゲームを試したり、既にプレイしたゲームをさらにやり込んだりすることができる絶好のチャンスです。普段は時間がなくてできないようなゲームに挑戦するのもおすすめです。

オーディオブック

最近では、オーディオブックと呼ばれる「耳で楽しむ読書」という新しい形態の読書サービスもあります。書籍の内容を朗読してくれるため、文字を読むことに集中する必要がなく、耳に届く音声を通して直接ストーリーを楽しむことができるのが特徴です。
多くのオーディオブックサービスはサブスクリプション形式で提供されています。利用者は、月額固定料金で、幅広いライブラリの中から好きな作品を好きなだけ選んで聴くことができます。
オーディオブックの強みは画面を使わずに楽しむことができる点です。目を閉じてベッドに横たわっているだけで物語の世界に浸ることができるため、起き上がることが困難な方や、長時間文字を追うことが苦手な方にもおすすめの暇つぶし方法です。

SNS・ブログ

SNSやブログは、入院中の方にとって外部の世界とのつながりを持つための手段の一つです。始める方法も簡単で、スマートフォンやタブレット、パソコンがあれば誰でも気軽にアカウントを作成できます。SNSでは友人や家族とつながることで日常の出来事を共有したり、コミュニケーションをとったりすることができます。
SNSやブログを活用することで、手元のデバイスを通して世界中の人々と交流できます。これらを通じて共通の趣味や関心を持つ人や、自分と同じ症状を持つ人と関わることは、入院中に感じる孤独感を和らげるのにも役立ちます。
世界中の人々と簡単に繋がることができる反面、個人情報の漏洩などのリスクが心配な方もいることでしょう。家族や友人など限られた人だけに発信したい場合は、アカウントに鍵をかけられる機能がある媒体を選択しましょう。

ポイ活

入院中の時間を有効活用しながら退院後の楽しみを増やす手段の一つに、ポイ活があります。ポイ活とは、インターネット上でアンケートに回答したり、指定のゲームをプレイしたりしてポイントを獲得する活動のことです。
獲得したポイントは、商品やサービスの購入、現金などに交換することで、退院後のショッピングや旅行、レストランでの食事などに活用できます。交換できる電子マネーの種類や、現金振込のために必要なポイント数などはポイントサイトによって異なるため、自分に合ったポイントサイトを選びましょう。
ポイ活は誰でも無料でサイトに登録でき、スマホ一つで気軽に行えるため、入院中で外出ができない時にもおすすめです。

ポイ活ならinfoQ!
入院中にポイ活をするなら、「infoQ(インフォキュー)」がおすすめです。
infoQではwebアンケートに加え、商品モニターなどさまざまなアンケートがあり、楽しみながらポイ活をできます。ぜひこの機会にinfoQに登録してみてはいかがでしょうか。

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病院で本を読む人

インターネット環境がなくても楽しめる暇つぶし

病院や病室の場所によっては、インターネット環境が整っていないこともあります。

そこで、インターネットがなくても楽しむことができる趣味をいくつかピックアップしてご紹介します。

読書

読書は、新しい世界に思いを馳せたり、知識を深めたりすることで、入院中の静かな時間を充実させ、心を豊かにできます。普段忙しくて読むことができない本をじっくりと読む時間としてぴったりです。病院内の売店でも最新のベストセラーや雑誌を手に入れられますが、家にある未読の本を病室に持ち込めば、新たに本を購入する必要もありません。
売店や家に読みたい本がない場合には、電子書籍を活用するのもおすすめです。電子書籍用のデバイスは軽くて持ち運びが便利なため、ベッドの中でも快適に読書を楽しむことができます。電子書籍ストアで取り扱っている書籍のジャンルは幅広いので、豊富な選択肢の中から読みたい本を選んで購入できるのも魅力的です。

新聞でニュースを見る・読む

ニュースを見る・読むことは、入院中の暇つぶしとしてだけではなく、知識を深め、社会の動きを把握するためにも重要です。新聞を通じて、芸能やスポーツ、政治や国際情報など世界で起こるさまざまな出来事について最新の動きを追うことができます。

勉強

入院中の時間を有効活用して勉強することもおすすめです。勉強は、自己成長の手段として有効であるに限らず、学習に集中することで入院生活のストレスを軽減することもできます。
最近はオンライン教育プラットフォームが充実しており、インターネット環境があれば、興味のある分野に関する講座を自分にあったペースで受講できます。気になる講座があれば受講してみてはいかがでしょうか。

編み物・塗り絵・折り紙

インターネット環境がなくても楽しむことができる創造的な趣味として、編み物や塗り絵、折り紙といった手芸や工作に打ち込むこともおすすめです。
金沢工業大学大学院心理科学研究科・金沢工業大学・金沢適応カウンセリング&研究センターの調査「塗り絵による脳活動および気分の変化」と、淑徳大学の調査「折り紙を折ることによる心理的影響について」によると、折り紙の紙を折る動作や塗り絵で色を塗りつぶすといった単純作業には、抑うつ感の減少、精神的な安定などの瞑想的な効果があることが報告されています。
自分の手で作品を創り上げた結果完成時に得られる大きな達成感は、元から趣味として楽しんでいた人はもちろん、これまで触れたことがないという方であっても楽しむことができます。

クロスワード・数独・パズル

クロスワード、数独、パズルは、脳を活動させながら楽しむことができる最適な暇つぶしです。これらのゲームは、入院中の時間を有意義に活用し、思考力を養うのに役立ちます。クリアするためには、言語能力や論理的思考力、問題解決能力といったさまざまなスキルが必要になります。
問題に取り組んでいる間、気がつくと時間がたつのを忘れてしまうほど没入してしまうといったこともあるかもしれません。入院中、退屈を感じることなく時間を過ごすことができると思われます。
中には、懸賞付きのアナログゲームもあります。解答を送り、当選すれば賞品をもらうことができます。賞品を目指して取り組むことで、モチベーションが高まり、より楽しく問題に挑むことができます。

日記

入院中の時間は、自分自身や趣味について見つめ直す良い機会の1つであり、その手段として日記は有効です。日記に日々の感情、新たな出会いや体験などを書き留めることで、自分の内面と向き合い、新しい趣味や関心事を発見することがあるかもしれません。あとで読み返したときに当時の気持ちや体験を思い出すこともできます。
日々の記録だけでなく、やりたいこと、会いたい人、行きたい場所を書き出すことで、退院後の計画を立てることも日記の楽しみ方の1つです。退院後のモチベーションを高め、ポジティブな気分で入院生活を過ごすことができます。

瞑想

入院中の静かな時間を利用して、瞑想に挑戦するのもおすすめです。特別な道具を必要とせず、静かな場所と少しの時間があれば誰でも気軽に実践できます。
瞑想は心理療法の一つであり、ストレスの軽減、集中力の向上、感情のコントロールなど、心の健康の改善が期待できます。

身体を動かせる人におすすめの暇つぶし

入院中はベッドの上で過ごす時間が長く、運動不足になりがちです。

身体を動かすことができる人であれば、適度な身体活動は、筋肉強化や血行促進、気分転換としておすすめです。本章では、入院中にできる運動についていくつかご紹介します。

散歩

多くの病院には、散歩ができる廊下、庭園、あるいは特別に設けられた散歩コースがあります。短い散歩でも、身体を動かすことは体力回復や全身の調子を整えるのに役立ちます。
また、歩かずにベンチに座って外の空気を感じたり、周囲の人々を観察したりすることで、普段は見逃してしまうような周囲の自然や日々の小さな変化に目を向けることができます。
散歩は、病院の外に出られなくても、新鮮な空気を感じたり、植物や天気の変化を楽しむことができる手段としておすすめです。

ストレッチやヨガ

ストレッチやヨガを取り入れることで、入院中の身体的な制限の中でも、身体の柔軟性を保ち、心の安定を促すことができます。
ストレッチの中には、首を回したり手を天井に伸ばしたりとベッドの上でもできる簡単なものもあります。筋肉の緊張をほぐし、血行を促進できます。また、ヨガは、ストレッチと呼吸を組み合わせることで、心身のバランスを整えることができます。
入院中、TVや映画を長時間見たり、読書を長時間行った後は、身体が固まりがちです。これらの活動の間に、腕を回したり、足を伸ばしたりといった簡単なストレッチを挟むことで、筋肉の緊張を和らげることができます。

筋トレ

身体を動かすことに問題がない人であれば、体力の維持や筋肉の強化のために軽い筋トレを取り入れることもオススメです。軽度の筋トレは、長期間の入院による筋力の低下を防ぎ、回復過程における体力の維持に役立ちます。
また、筋トレはリハビリテーションの一環としても非常に有効です。入院中に運動不足によって筋力が低下した患者にとって、筋肉を動かし、日常生活での機能を回復させる手段の1つです。
病室の状況や自身の症状によっては、ハンドクリップやダンベルなどの簡単な筋トレグッズを使用することも良いかもしれません。これらのグッズを活用することで、特定の筋群にフォーカスして、より効果的な筋トレが行えます。

塗り絵にお絵描く子共

子ども向けの暇つぶし

もしも自分の子どもが入院することになったら

入院中の患者の中には、小さな子どももいるかと思われます。もしも自分の子どもが入院することになったときには、さまざまな暇つぶし方法を提供して、快適な入院生活を送って欲しいですよね。本章では、子ども向けの暇つぶしについてご紹介します。

お絵かき

お絵かきは、入院中の子どもたちにとって、創造性を発揮し、自由に自己表現をするための手段です。筆記具と紙さえあれば始めることができる手軽さがメリットの1つとして挙げられます。一方、病室でお絵かきをする場合、シーツやテーブルが汚れないように注意しなければなりません。クレヨンは色が濃く、シーツやテーブルに付着すると落としにくいため、色鉛筆の使用がおすすめです。
また、色鉛筆でお絵かきをする際には、鉛筆削りも忘れずに用意してください。

シールブック

3〜5歳の子どもであれば、シールブックもおすすめです。シールブックは100円ショップで手軽に購入ができ、さまざまなテーマやキャラクターのものが販売されているので、選択肢も豊富です。
シールブックの良い点として、ペンや他の筆記具を使わずに遊べることが挙げられます。病室が汚れる心配がないため、安心して子どもたちを自由に遊ばせることができます。
また、シールブックと同様に、マグネットブックも子どもたちにおすすめです。マグネットブックはシールと比べて紛失しにくく、繰り返し使える良さがあります。

知育ドリル

知育ドリルを活用すれば、学ぶことを楽しみながら基礎的な知識や技能を身に付けることができます。
知育ドリルは、ひらがなや数字など、基礎的な学習内容を含んでいます。楽しいイラストやゲーム形式の問題を通して子どもたちに文字や数の基本を理解させるのに役立ちます。
また、知育ドリルは、集中して知育に時間をかけられるよう設計されています。入院中は通常の学校教育から離れているため、このようなドリルを使って学習の習慣を維持することが重要です。
知育ドリルを選ぶ際は、子どもの学習レベルに合わせたものを選ぶことが大切です。あまりに易しすぎると子どもが退屈を感じてしまったり、逆に難しすぎると挫折感を味わってしまうかもしれません。子どもの興味や学習レベルに適したドリルを選ぶことで、最大限の学習効果を得られます。

病院で暇つぶしをする際の注意点

入院中の暇つぶしには注意すべきことがあります。

「病院にいる」事を忘れずに以下の点に注意して過ごしてください。

持ち込み規則に気をつける

入院時には、病院の持ち込み規則を事前に確認しておくことが重要です。
病院や感染症対策の状況によっては、特定の電子機器や大きな荷物、一部の飲食物の持ち込みが制限されている場合があります。せっかく持参したアイテムが使用できないという事態を避けるため、持ち込み可能な物品について入院前に病院のウェブサイトを確認するか、直接問い合わせをしてください。

周囲への配慮を心がける

病院では、多くの患者が共同生活を送っています。そのため、1人の行動が他者に与える影響についても考慮することが非常に重要です。
例えば、音楽を聴く際にはイヤホンやヘッドフォンの使用を心がけることが推奨されます。大音量で音楽を流すと、治療や休息を必要とする同室者や近隣の患者に迷惑をかけてしまうおそれがあります。

無理をしない

入院の主な目的は「治療」と「療養」です。暇つぶしの活動に没頭しすぎて夜更かしをしたり、負担の大きい運動をしたりすると、入院の本来の目的を果たすことができません。特に体調が良くないときには無理せず、十分な休息を取ることを優先してください。
医師や看護師からの指示に従い、健康状態を悪化させるような活動は避けることが大切です。

WIFI繋がったスマートフォン

あると便利!長期入院おすすめグッズ

入院中の暇つぶしにはあると便利なものがあります。

入院が決まっており、何を準備するか迷っている方は参考にしてください。

スマートフォン・タブレット

スマートフォンやタブレットは入院中の暇つぶしに非常に役立ちます。インターネットを利用した情報収集、SNS、電子書籍、動画視聴など、多様な活動が可能になります。
特にタブレットはスマートフォンよりも画面が大きく、映画やテレビ番組の鑑賞、動画視聴に適しています。入院中のリラクゼーションや情報源として大変便利です。

Wi-Fiルーター

入院中、動画やゲーム、ポイ活などでデータ通信量が増える場合、通信制限がかかると、暇つぶしだけではなく家族などとの連絡も取りにくくなってしまうおそれがあります。そこで、Wi-Fiルーターの持ち込みが便利です。Wi-Fiルーターがあることで、データ通信制限を気にすることなく、インターネットを利用できます。
長期の入院ではレンタルWi-Fiの検討も一つの選択肢です。ただし、病院によってはWi-Fiルーターの持ち込みが制限されていることもあるため、事前に確認が必要です。

イヤホン・ヘッドホン

病院では他の患者への配慮が必要です。音楽やTV、映画の鑑賞やゲームをする時に外部スピーカーでそのまま音を出すと周りの迷惑になってしまうかもしれません。
そのため、音楽、動画、ゲームなどの際には、イヤホンやヘッドホンを使用することが望ましいと考えられます。

充電器・充電ケーブル

スマートフォンやタブレット、ワイヤレスイヤホンなどの充電を効率的に行うためには、充電器と充電ケーブルは欠かせません。
病院のコンセント数には限りがあるため、複数のデバイスを一度に充電できるものを選ぶとかさばらずに便利です。

電源タップ(延長コード)

病室内のコンセントがベッドから離れている場合、電源タップや延長コードがあると便利です。これにより、ベッドの近くでさまざまな電子機器を使用できます。コンセントの数を増やして延長もできる電源タップだとさらに便利です。

まとめ|療養を第一にリラックスして過ごそう

 

本記事では「インターネットで楽しめる」「オフラインでも楽しめる」「身体を動かす」「子ども向け」の4つの観点ごとに、具体的な暇つぶし方法を紹介しました。病院の規則に従い、周囲の人へ配慮をしつつ、自分が楽しめそうな暇つぶしに取り組んでみてはいかがでしょうか。

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よくある質問

Q1.インターネットがなくてもできる暇つぶし方法はありますか?

読書をする、クロスワードをする、瞑想に挑戦してみるなど、さまざまな暇つぶし方法があります。今まで触れたことのないものに挑戦してみてはいかがでしょうか。
他にもさまざまな暇つぶし方法を紹介しています。詳しくは、「インターネット環境がなくても楽しめる暇つぶし」の章をご覧ください。

Q2.長期入院に持っていったほうがいいものはありますか?

スマートフォンなどの携帯機器はもちろん、イヤホンやWi-Fiルーターなどがあるとより快適に入院生活を過ごすことができます。
入院生活を過ごすためにおすすめのグッズについては、「あると便利!長期入院おすすめグッズ」の章で紹介しています。ぜひご覧ください。

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