アンケートモニターの副業は、プログラミングやWebデザインなど、他の副業と比較して気軽に取り組みやすいのが特徴です。
ただし「アンケートモニターを始めたいけど、副業していることを会社にバレるのは避けたい…」という方も多いでしょう。

しかし副業がバレる原因を知り、事前に対策を取れば会社にバレるリスクを少なくすることができます。
この記事では副業にアンケートモニターをおすすめする理由や稼ぐコツ、確定申告の必要性等を解説します。

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アンケートモニターの副業は会社にバレる!?

アンケートモニターに限らず、どのような副業であっても勤めている会社にバレる可能性は、決してゼロではありません。

日頃の振る舞いやちょっとした出来事で、職場の人間に勘づかれることも考えられます。
その他の理由では、住民税と所得税の課税によって、副業がバレるケースが多いです。

副業収入で住民税が上がるとバレる

住民税とは地方税の一種であり「都道府県民税」と「市町村民税」を合わせたものを呼びます。
仮にあなたが会社員である場合、年間の副業所得が20万円を超えると確定申告が必要です。

住民税は課税所得に応じて納税額が決められるため、本業とは別に副業での収入がある人は、納める住民税も高くなります。

また住民税を納税する際には、特別徴収と普通徴収の2つの方法があります。

特別徴収:会社側が直接給料から住民税を差し引いて納税する方法
普通徴収:直接本人が納税する方法

会社員であれば住民税の納税方法は、特別徴収が一般的であり、副業で収益を出している場合は住民税が上がりますので、会社に副収入を得ていることがバレてしまいます。

会社にバレないために、副業にかかる住民税の納付方法は普通徴収を選択し、自身で納めるようにしましょう。
納税手続きの変更は、最寄りの市役所等で手続きすることができます。

副業でかかった所得税を滞納するとバレる

所得税とは、1年間(1月1日から12月31日)に得た所得に対してかかる税金のことを指します。

副業にかかる所得税を滞納していると、税務署から納税を催促するための督促状が届きます。
未納期間が長期にわたる場合は、追加徴収が課せられると共に、税務署への説明に加えて複数の提出書類が必要になります。

督促状を無視していると、税務署側は勤めている会社の給料を差押して強制的に所得税を徴収するため、確実に会社側に副業がバレます。

 

アンケートモニターの副業がバレた際の危険性

副業が就業規則で禁止されている場合

副業が就業規則で禁止されている場合、万が一会社側にアンケートモニターの副業を行っていることがバレた際には、罰則が課せられる可能性があります。

公務員の場合は、国家公務員法103条・104条、地方公務員法38条により、副業を行う行為自体が禁止されています(*)。

実際に過去に公務員が副業していたことが職場にバレて、処分を下された事例があります。不安な場合は、まず副業を始める前に本業の就業規則を確認してみましょう。

(*)参考資料:公務員における副業・兼業の現状と課題

パソコン持つ女性

副業にアンケートモニターをおすすめする4つの理由

副業にはプログラミングやデザインなど様々なものがありますが、中でもアンケートモニターは以下の理由から初心者にもおすすめできる副業の一つです。

• 月数百円〜2万円程度の収入が見込める
• スキマ時間に取り組める
• 誰でも気軽に今日から始められる
• 自分のペースで取り組める上にノルマがない

月数百円〜2万円程度の収入が見込める

アンケートモニターでは、月に数百円〜2万円程度の収入が見込めます。
Webアンケートなどは空き時間にスマホからでも気軽に取り組めるため、取り組めば取り組むほど高い収入が見込めます。

1件あたり2~3円の単価の低いWebアンケートに回答することで、高単価のアンケートモニターへの道が開きます。

座談会モニターなど、比較的単価の高いアンケートモニターを行えば、1件あたり3,000〜10,000円の収入が期待できるでしょう。

スキマ時間に取り組める

アンケートモニターにはさまざまな種類がありますが、特にWebアンケートは、スマホから数分で回答できるため、スキマ時間で気軽に取り組むことができます。

また休日や祝日などの空いている時間を活用し、単価が高い個別インタビューや座談会モニターへ参加するのもおすすめです。

誰でも気軽に今日から始められる

プログラミングやWebデザインなどの副業を行う場合、先行投資としてパソコン等の機材を購入する必要があります。

しかしアンケートモニターは、スマホさえあれば今日からでも気軽に始められます。
新しいスキルの獲得も不要ですので、副業をこれから始めてみたい人にも特におすすめです。

自分のペースで取り組める上にノルマがない

Webサイト制作やWebデザイン、プログラミングなどの副業を行っている場合、ノルマが設定されていると本業に影響が出る恐れもあります。

その点、アンケートモニターであればノルマが設定されていないため、自分のペースで取り組めます。

稼げる!アンケートモニターの種類と報酬相場

種類 報酬額の目安 主な特徴
Webアンケート 1件:1〜200円 初心者でも稼ぎやすい
会場調査 30分〜1時間:2,000〜5,000円 高単価だが頻繁には受けられない
商品モニター 30分〜1時間:500〜5,000円 サンプル品を買い取る場合と、返送する場合がある
座談会 1〜2時間:3,000〜10,000円 一般的なアルバイトよりも稼げる
個別インタビュー 1~1.5時間:3,000~20,000円 抽選となり選ばれる人数が少ない
訪問インタビュー 1〜2時間:10,000〜20,000円 自宅に調査員数名が伺う形式の調査
覆面調査 30分〜1時間:1,000〜10,000円 指定されたお店を調査
郵送アンケート 10分〜1時間:500〜1,000円 報酬は商品券が多い

アンケートモニターには大きく分けて8つの種類があります。
それぞれ特徴や報酬額が違うので、自身の生活や稼ぎたい額に応じてどのようなアンケートモニターに取り組むのか検討してみるとよいでしょう。

初めてアンケートモニターを行う際には、難易度が低いWebアンケートから着手するのがおすすめです。

Webアンケート

Webアンケートは、スマホやパソコンから簡単に取り組める調査です。
アンケート内容は生活や車関連などさまざまであり、市場調査の一環として行われます。

インターネット環境があればいつでもどこでも取り組める上に、5分程度で回答できるため、非常に取り組みやすいのが特徴です。

会場調査

会場調査とは、指定された日時に特定の会場へ出向き、試食や試飲等の調査に参加する調査のことです。

所要時間は1件あたり30分〜1時間ほどですが、受け取れる報酬額は2,000〜5,000円と、アンケートモニターの中では比較的高い水準です。

報酬は調査当日に現金手渡しか、アンケートモニターサイトで使えるポイントが付与されます。

商品モニター

商品モニターとは、ホームユーステスト(HUT)と呼ばれており企業側から送られてくる商品を実際に使用し、その感想をアンケートで回答する調査です。

送られてくるサンプル品は、美容商品や食品、日用品等さまざまです。
一度受け取ったサンプル品は、そのまま買い取る場合と返送する場合に分けられます。

報酬額の目安は500〜5,000円と案件によって金額が大きく異なります。

座談会

ランプの下で座談会

座談会とは6〜8人で話し合いながら、サービスや商品の感想を話し合うグループインタビュー形式のアンケートです。

話し合うテーマは、企業が開発している商品やサービス等が多いです。
司会者の進行に沿って討論を行うため、スムーズに話を進めることができます。
報酬額は3,000〜10,000円と、アンケートモニターの中では高めであり、所要時間は1〜2時間程度です。

個別インタビュー

個別インタビューとは、特定の日時にオンラインもしくは、指定の会場で1対1で行われるアンケートです。
聞かれる内容は車や健康管理等の身近なテーマが多く、所要時間は1~1.5時間程度です。

報酬額は、3,000~20,000円と高めです。

訪問インタビュー

訪問インタビューでは、調査員2〜3名が自宅へ訪問し、特定の商品やサービスの利用方法について調査を受けます。
調査テーマによっては台所やキッチンなど、自宅の見学が入る場合もあります。

所要時間は1〜2時間ほどであり、報酬額は10,000〜20,000円と高めです。

覆面調査

覆面調査は、ミステリーショッパーとも呼ばれており、特定の店舗へ客として訪問し、店舗の商品や接客などを調査します。
調査対象となる店舗は、美容室やレストラン、カフェなどさまざまであり、調査後にアンケートを回答します。

所要時間は30分から1時間程度であり、報酬額は1,000〜10,000円が目安となります。

郵送アンケート

郵送アンケートとは、企業側から送られてくる紙のアンケートに回答し、返送する調査です。
アンケート内容は、特定の商品やサービス等に関するものが多いです。

最近はWebアンケートの普及により、郵送アンケートは減少傾向にあります。
しかし報酬額はWebアンケートと比較すると、1件あたり500〜1,000円と高めです。

1件あたりの所要時間は、10分〜1時間が目安です。

靴を試着する女の子

【副業におすすめ】アンケートモニターの選び方2選

副業におすすめのアンケートモニターですが、多くの案件から選ぶ際は以下2つの基準をもとに選ぶと良いでしょう。

• 手軽に取り組める案件を選ぶ
• 報酬額の大小で選ぶ

安全性を重要視するのであれば、利用者が多く口コミや評判等を参考に比較しやすい大手のアンケートモニターサイトやアプリを活用するのがおすすめです。

手軽に取り組める案件を選ぶ

アンケートモニターは、種類別に特徴が大きく異なります。

所要時間が長かったり、会場に行く必要があったりするアンケートモニターよりも、最初は特に手軽に取り組める案件から始めると、続けやすいのではないでしょうか。

手軽に取り組める案件の参考例

•Webアンケート
•郵送アンケート
•商品モニター など

Webアンケートはインターネット環境さえあれば、いつでもどこでも取り組めます。
しかし個別インタビューや座談会モニターなどは日時や場所が指定されるため、対応が難しいこともあるでしょう。

スケジュール的に厳しい場合は、できるだけ手軽に取り組める案件を選ぶことをおすすめします。

報酬額の大小で選ぶ

アンケートモニターの報酬額は種類によって異なります。
より高い報酬額を受け取りたいのであれば、座談会モニターや訪問インタビュー等の高単価案件を選びましょう。

• 座談会:3,000〜10,000円
• 個別インタビュー:3,000~20,000円
• 訪問インタビュー:10,000〜20,000円
• 覆面調査:1,000〜10,000円

ただし報酬額の高いアンケートモニターは、定員が限られていたり、日時や会場の指定があったりと、手軽に参加とはいかない場合もあります。

応募者が多く当選するのもなかなか難しいため、他のアンケートモニターと合わせて応募を行うと良いでしょう。

アンケートモニターで稼ぐための3つのコツ

これから副業でアンケートモニターを行う予定の人は、以下3点を押さえた上で取り組みましょう。

• アンケートモニターサイトに登録する
• 単価の高い案件に応募する
• アンケートの定期的な確認を怠らない

アンケートモニターサイトに登録する

副業でアンケートモニターを始める際、まずは信頼できるアンケートモニターサイトに登録しましょう。

クラウドソーシングサービスなどではなく、アンケートモニターを専門的に扱うサイトへの登録がおすすめです。
アンケートモニターサイトの方が掲載案件数も多く、アンケートモニターの副業が行いやすいからです。

infoQは運営歴16年で会員数70万人を誇る、アンケートモニターに特化したサイトです。
infoQではWebアンケートや座談会モニター、ホームユーステストなど、さまざまなアンケートモニター案件を扱っており、初心者でも副業を始めやすいのが特徴です。

新規登録キャンペーンも随時行なっていますので、ぜひこの機会にアンケートモニターの副業を始めてみませんか?

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単価の高い案件に応募する

アンケートモニターは、プログラミングやWebデザインなどの案件と比べると単価が低めです。

そのため副業としてアンケートモニターで稼ぐのであれば、個別インタビューや訪問インタビュー、座談会モニター、覆面調査など、できるだけ高単価な案件に参加する必要があります。

まずは、高単価の案件に参加することを目標にしてみてはいかがでしょう。

定期的な案件の確認を怠らない

アンケートモニターは日々新しい募集が掲載されるため、好条件な案件の場合はすぐに定員に達してしまいがちです。
そのため、定期的にサイトやアプリ等の案件確認を行い、応募のタイミングを逃さないようにしましょう。

資料とめがね

アンケートモニター収入と確定申告の注意点

副業としてアンケートモニターに取り組む際には、事前に支払う税金と確定申告にまつわる注意点を把握しておきましょう。

特に会社員の場合は、本業とは別に副業の年間所得が20万円を超えると確定申告が必要となり、所得税と住民税の納税義務が別途発生します。

アンケートモニターによる収入は雑所得に分類される

国税庁によると、利子所得や給与所得など、所得に分類されない取得のことを「雑所得」と言います。
副業で行なっているアンケートモニターで得られた収入は「雑所得」に分類されます。

副業収入が年間20万を超える場合は確定申告が必要

確定申告とは、1年間(1月1日〜12月31日まで)に得た所得に対してかかる税金(所得税)を、自身で計算して税務署に申告する手続きのことです。

会社員の場合は、本業とは別にアンケートモニターをはじめとした副業で得られた所得の合計額が、20万円を超えると確定申告が必要です。

確定申告を行わないと「無申告課税」を課せられる他、最悪5年以下の懲役もしくは500万円以下の罰金、またはその両方が課せられます。
確定申告をしないと会社に副業を行っていたことがバレる可能性も高くなるため、確定申告は必ず行いましょう。

まとめ

ここまで税金や確定申告等に関する基礎知識、アンケートモニターで稼ぐコツなどを紹介しました。
アンケートモニターは今すぐに始められる上、スキマ時間に行えるため、忙しい人にもぴったりの副業です。

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