待ちに待ったGWがやってきました!新緑が鮮やかな自然の中で、心地よい風を感じながらアウトドアを楽しみませんか?本記事では、GWに向けたアウトドア活動の魅力を存分にご紹介します。
今回から、市場調査会社GMOリサーチ株式会社が自社で運営するアンケートサイトinfoQを使って、本気で調べたアンケート結果とAIが予測するデータを比較する企画【AI vs. リアル】がスタート!
【AI vs. リアル】とは
【AI vs. リアル】では消費者の生活に浸透しつつある、生成AI「ChatGPT 3.5」を使って回答の予測をさせます。同時に、GMOリサーチがinfoQ会員に実施した調査結果の実際のデータと比較していきます。AIの予測と実際のデータを比較して、AIの予測能力と人々の実際の思いがどのように異なるのかを消費者に身近なテーマを題材にして探っていきます。
今回はAIが予測するアウトドアのトレンドと、実際のアンケート結果を比較し、アウトドア愛好家のみなさんにとって貴重な情報をお届けします。
AIと実際のデータを比較することで、例えばAIが予測する人気のアウトドアスポットやおすすめのアクティビティと、実際のアンケート結果がどれだけ一致しているのか、またどのような違いがあるのかが明らかになります。AIの予測が当たっているか、それとも意外な結果が待っているのか、ぜひ記事を読んでみてください!
まず、GW中のアウトドアにどれくらいの注目が集まっていると思うか聞いてみましょう。
【AIに聞く】2024年のGW(ゴールデンウィーク)予想
AIに質問
2024年のGWにアウトドア活動をする予定がある人の割合を予測してください。
AIの回答
2024年のGWにアウトドア活動をする予定がある人の割合は、全体のGW休暇を取得する人の割合やアウトドア活動の人気度などによって異なりますが、一般的な推測としては20〜40%程度の範囲である可能性が高いと考えられます。
それでは実際のデータと比較してみましょう。
2024年のGWにアウトドア活動をする予定はありますか。
AIの予測が的中!
21.3%の人がGWにアウトドア活動を予定していると回答しました。
ギリギリAIの予想した20〜40%の範疇に収まる結果となっています。4月から5月は日本国内の気候が穏やかになる季節であり、通年で見るとアウトドアの需要が高くなる傾向があります。今回は予定の有無について聞いていますが、実際のデータもピクニックやバーベキューなどの突発的なイベントを加味すると、もう少し高く出ていた可能性があります。
次に「GWに人気のあるアウトドア活動の内容」について聞いてみましょう。
【AIに聞く】GWに人気のアウトドア活動は?
AIに質問
GW中に人気のアウトドア活動はなに?
AIの回答
1位:キャンプ
2位:ハイキングやトレッキング
3位:バーベキュー
4位:釣り
5位:サイクリング
AIに予想の理由を聞いてみたところ、そもそもキャンプ自体がアウトドア活動で人気なことや、新緑や花々を楽しめる季節であることからハイキングやトレッキングを上位に予想したということでした。
早速アンケート結果と比較してみましょう。
【消費者に聞く】GWにアウトドア活動をする場合、どのような活動を計画していますか
AIの予測が的中せず!
実際のデータとAIの予想を比べて見ると、バーベキューやピクニックがAIの予想以上に人気があり、キャンプやハイキングよりも参加率が高いことがわかります。また、2位のピクニックについてはAIが予想した上位5つには含まれていませんでした。
最近はデイキャンプやグランピングなど、比較的手軽にキャンプを楽しめる施設も多いですが、装備の準備や場所の選定、さらには天候の不確定要素などがキャンプを計画する際のハードルになっている可能性があります。
また、2024年のGWは4月27~29日の3連休と5月3~6日の4連休となっており、長期の連休ではないためか、アウトドア活動については比較的短期間で、大きな準備の必要がないアウトドア活動に人気が集まっているようです。
しかしせっかくのアウトドア活動、ゆっくり自然と触れ合う中で、効率がすべてというわけではありません。
普段の便利な生活から離れ、キャンプや山登りなど自然と触れ合うことをメインとしたイベントで、あえて「不便な時間」をじっくり過ごすことも楽しみの一つでしょう。
次はそんな時間をさらに楽しむために、経験者がおすすめするアイテムについて聞いてみました。
【経験者に聞く】キャンプや登山で最もこだわりたいアイテムは?
アウトドア活動の経験者に、キャンプや登山に関連するアイテムで最もこだわりたいアイテムを聞いてみたところ、1位は衣類(防寒着、雨具など)が17.9%で1位という結果になりました。キャンプや登山などのアウトドア活動では、快適な服装が重要視されていることが分かります。また、2位(9.6%)はテント、3位(8.5%)にはリュックサックが続きました。
いずれも基本的なアイテムではありますが、絶対に使うからこそこだわりたい。という意見が多く上げられました。
実際にどういったこだわりがあるのか、見てみましょう。
アイテムの購入を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
- 体温調節が大事だと考えているので、洋服にこだわっています。 過去に購入してよかった商品はTHE NORTH FACEのブルゾンがよかったです。(30代男性)
- 見た目から入りたいから。 ワークマンのアイテムは、丈夫で機能性もいいから好きです。(20代女性)
- しっかりした衣類装備があれば、テントや雨具がなくてもしのげるし、暑いのはともかく、寒さ対策しないと命にかかわるし。 ダイブ以前のブランドだが、デサント(DESCENTE)のゴールデンステージが好きでした。今はモンベルかな。(50代男性)
- キャンプにはテントが大事で居心地、寝心地の良いテントが良いと思う。タープテントと一体化しているテントがよかった。(30代女性)
- 自己満足の世界かもしれないが、こだわりのメーカーのテントを使用することにより、モチベーションも変化するから。(40代男性)
- グレゴリー(GREGORY)のリュックサックは軽くてオシャレで気に入っています。(30代女性)
- 特にリュックの素材にこだわる。長期間使っていると入れている荷物によって経年劣化でヨレたり型崩れがおこり外観をそこなう。防水の低下もおこる。それなりの価格を出せば耐久性の高いものが買える(40代男性)
AIが考える一般的なスポットと合わせて、キャンプや登山経験者がおすすめするスポットも紹介します。
【AIに聞く】人気のアウトドアスポット
AIに質問
GWにキャンプや登山にお勧めのスポットを教えてください。
AIの回答
北海道・十勝岳:
新緑が美しい季節であり、登山やキャンプが楽しめる。十勝岳連峰は初心者から経験者まで幅広く楽しめる山々が多いです。
静岡県・富士山:
GWには気候が安定し、富士山周辺のキャンプ場も多くオープンします。富士山登山も人気ですが、混雑を避けるためには計画的に。
長野県・上高地:
標高が高く、GWでも比較的涼しいです。アルプスの山々を楽しむことができ、キャンプやトレッキングに最適です。
次は筆者の独断でキャンプや登山の経験者がおすすめする面白そうなスポットを紹介します。
【経験者に聞く】人気のアウトドアスポット
- 登山なら高尾山。子供でも登れるルートがありお薦めできる。
- アクセスがよく周辺施設やグルメ、お土産も充実している。
- 六甲山です。初心者でも登りやすいコースがあるので、行きやすいと思います。
- 夜景がとても綺麗なのでおすすめです。
- 大山のキャンプ場。 牧場体験なども出来る。
- 大山。 初心者向けから上級者向けまでいろいろなコースがあり、風景も素晴らしい。 スイーツも美味しい。
【AIに聞く】AIはアウトドア活動の魅力を理解できるのか
前章ではAIが思っている以上に、人の方がアウトドア活動の目的以外にも付加価値を求めている結果となりましたが、AIはアウトドアの魅力をどこまで理解しているのでしょうか。
まずAIにアウトドア活動がもたらすストレス解消や健康増進の効果について聞いてみました。
AIに質問
アウトドアがもたらすストレス解消や健康増進の効果を書き出し、実感している人が多い順に並べてください。
AIの回答
- 自然の中心身ともにリラックスできる
- 新鮮な空気で気分が爽快になる
- 集中力や注意力が高まる
- 自然の景色や音でリフレッシュできる
- 体力や持久力が向上する
- 日光浴で免疫機能が強化される
- 生活リズムが整い睡眠の質が向上する
それでは実際のデータと比較してみましょう。
【経験者に聞く】アウトドア活動で実感するストレス解消や健康増進の効果は?
AIの予測が的中せず!
特筆すべき違いとしては、日光浴について健康増進の効果を感じている人が4番目とAIの予想より多い点ではないでしょうか。
日光浴について
日光浴は、日光を浴びることで得られる様々な効果があります。主な効果は以下の通りです。そんな中、アウトドア活動で思いきり日光を浴びること自体が、「特別なこと」と認識されているのかもしれません。
【番外】AIとGWにアウトドア活動に出かけてみた
ここまでAIとアウトドア活動について会話を重ねてきました。
最後にAIにお出かけの計画を立ててもらおうと思います。
どのようなプランを用意してくれるのでしょうか。
AIに質問
GWに行うアウトドア活動の具体的な計画を提案してください。
AIの回答
日程:GWの3日間(例: 5月3日〜5日)
場所:富士山麓のキャンプ場
プラン:
Day 1:朝からキャンプ場に到着し、テント設営を行う。昼食は軽食を取り、周辺の自然を散策したり、のんびりとした時間を過ごす。夕食はバーベキューを楽しむ。Day 2:早朝に起床し、近くの山へハイキングに出発する。登山途中で景色を楽しみながら昼食を取る。山頂で景色を楽しみ、写真を撮影する。夕方にキャンプ場に戻り、夕食を取る。
Day 3: ゆっくりと朝食を取り、キャンプ場を後にする。帰路に立ち寄りたい場所があれば立ち寄りつつ、午後には帰宅する。
ポイント:
時間に余裕を持ったプランニングを心掛ける。
天候や体調に注意し、無理のないペースで行動する。
ゴミの持ち帰りや自然に配慮した行動を心掛ける。
以上が、GWのアウトドアプランの具体的なモデルケースです。自然を満喫しながら、充実した時間を過ごしてください!
とても魅力的なプランですが、キャンプとハイキングの合わせ技で体力に自信のない方はAIにさらにプランをカスタマイズしてもらう必要がありそうです。
今回はかなりざっくりとした指示でプランを作成してもらいましたが、さらに情報をインプットすることでもっと綿密に自分好みのプランを作成することも可能です。デートやお出かけのネタに困った際は、一度AIに相談してみてはいかがでしょうか。
まとめ
本記事では、待ちに待ったGWに向けてアウトドア活動を楽しむための情報をご紹介しました。AIと実際のデータを比較する企画【AI vs. リアル】を通じて、アウトドアのトレンドや人気スポット、おすすめアイテムについて深く掘り下げました。
AIの予測と実際のデータを比較すると、AIの予測が的中した割合は3問中1問であり、一部の予測は実際のデータと異なる結果となりました。また、アウトドア活動の経験者がこだわるアイテムについても、衣類やテント、リュックサックなどが挙げられ、それぞれの理由や好みについて紹介しました。
特におすすめの衣服については、様々な気候に対応できる機能性やで高いデザインが求められており機能面ではTHE NORTH FACEなどのアウトドアブランド、デザイン面ではワークマンなどのメーカーが挙げられていました。
おすすめのアウトドアスポットに関しては、AIが推奨する場所と経験者がおすすめする場所で傾向の違いが見られました。例えば、アクセスのしやすさや付加価値(グルメやお土産)を重視する傾向が経験者に見られる一方で、AIは自然の美しさや知名度を重視しているようです。
GWは日本国内の気候が穏やかになる季節であり、連休を活用しアウトドア活動の準備や計画が比較的容易であることが挙げられます。また、アウトドア活動がもたらすストレス解消や健康増進の効果も大きな魅力の一つです。
ぜひこの記事を参考に、気候の良い季節に自然の中でリフレッシュし、思い出に残るGWをお過ごしください!
調査概要
- 調査方法:
- infoQでwebアンケート実施
- 調査期間:
- 2024年3月29日(金)~2024年4月1日(月)
- 有効回答:
- 3,002サンプル
- 調査対象:
- 全国20〜59歳男女